ミニッツカップ韓国会場は、ソウル市外(中心部から約10kmほど)にあり、動物園に科学館、トレッキングコースなど、ソウル市民にとって馴染みのある憩いの場所。そんなフィールド内に「
Hobby
in world(http://www.hobbyin.com/bizdemo1063/index.php)」という、1階はプラモデル、2階はフィギュア、そして3階は全面をR/Cをコンテンツに、陸海空の様々なR/Cが展示され、さらにはレンタルもできるR/Cショップと、1/10EPカーペットコースとクローラーコースがあるなど、本当に羨ましくなるようなミュージアムが存在する。そんなロケーションに、ミニッツカップユーザーにはお馴染みの6m×12mのCUPコースが常設されているのだ。(レース時はレイアウトを変更)
今回、参戦者数は37名、そして、クラスは日本のJSCCクラスに相当する、2WDストッククラス。2WDオープンクラス、AWDクラスに、EXクラスの4カテゴリーで開催され、5名のジャパニーズドライバーが韓国へ挑戦しに来てくれた。九州からは、山川博文選手、荒牧敦選手、佐藤正晴選手。そして、関東からは、小松誠選手に、北川善隆選手が参戦。
既に3名のドライバーは日本のレースでファイナル権を獲得していたが、全員初めての韓国ツアーとのことで、もし彼らに尋ねることのできる機会があれば、是非、直接聞いて欲しいが、韓国ドライバー、日本人ドライバー共に、言葉は異なるけれども、“ミニッツが趣味”という共通言語があれば、コミュニケーションはOK!で、むしろ、日本で各地をキャラバンするよりも、気分も変わり、様々な刺激を受けて、“最高に楽しい!”と話してくれた。
韓国選手のピット環境に目を向けると、日本同様に、充電器から各々のケミカル類、そのほかパーツ類など、深くミニッツを楽しんでくれている様子が伝わる。
そして、さすがIT立国韓国。ピット上には、スマートフォンを利用して、K-POPミュージックに、PVを流しながら、セッティングを楽しんでる。マシンは、AWDにMR03数台、そしてフォーミュラーにdNaNo、ついには発売したばかりのミニッツバギーも持参している。せっかく、休日遊ぶならとことん、ミニッツシリーズを楽しむぞ!と、そのままピットに表現されているようだ。
同じ趣味のミニッツを通じて、お互いのセッティングを目視したり、されたりしながら、ワイワイと話す。ミニッツの世界は、HOBBY(趣味)として非常に楽しいと改めて感じることができた瞬間だった。
■会場の様子:http://twitcasting.tv/hiro_ishikun/movie/3175528
レースは、予選3分×2回、決勝5分のAメイン10分で行われた。 九州から参戦した荒巻選手がなんと、2WDストッククラス、オープンクラス共に、ダブルポール
トゥ ウインで、圧倒的勝利を収めた。 2WDストッククラスでは、小松選手が決勝2位入賞。Song jae wook選手が予選3位の決勝3位に入賞した。佐藤選手は、
2WDストッククラスで予選2位を獲得たが、決勝7位でフィニッシュ。しかしオープンクラスでは予選3位の決勝2位の成績を収めその速さを披露した。
北川選手はミニッツカップ参戦は、ナントこの韓国選が始めてにも関わらず、堂々の2WDクラスでBメイン入りを果たした。
韓国勢では、韓国のシリーズ戦で、常に速いスピードを持っていたという、LEE SANGIL選手がナント2WDオープンクラスで、底力を見せ、予選22位からの勝ちあがりで、堂々の3位入賞を果たした。
EXクラスにおいても、どの選手も非常に好調な走りを見せ、日本よりも、ほんの少しレベルがあるように見受けられた。ここでは、小学校4年生のドライバーCho
sung jun選手が登場し、皆の応援の声が会場に響き渡る中、堂々の3位入賞を果たした。 AWDクラスはLEE SANGIL選手がナント2位に2周差をつけてトップゴールし、そして、予選3番手につけた、Kim
Do Yeon選手が順当どおり3位を獲得した。この中に割って入ったのが、山川選手だ。予選は、4番手だが、3位を獲得し、見事ファイナル権利をGETした。
非常に盛り上がったので、是非、下記アドレスより、その模様を見てみて欲しい。(回線状況により、解像度が低く、走行シーンはわかりづらいですが、その雰囲気をご覧ください。)
http://twitcasting.tv/hiro_ishikun/movie/3186729
-------------
■京商韓国のレポートはこちら(韓国サイトへリンクします):http://www.korearc.co.kr/
-------------