千葉県松戸市江戸川河川敷にて8月26日に表記大会が行なわれました。
7月に開催したラウンド1は天候不順で水面が大荒れになって途中終了したので、今回こそは思いっきり走りたい！という選手の意気込みと熱気が通じたのか、天候は非常に安定していて絶好のコンディションで4ラウンドのレースを行なう事ができました。

今回は電動、エンジンの5クラスでのレースを行い、初参加選手を含めたエントリーは述べ40名と、とても賑やかな大会となりました。 大会直前に発売したジェットストリーム888VEで何名の選手がエントリー出来るのか不安がありましたが、このレースの為に待っていた選手の方々は、土曜日に練習走航を済ませて万全の体制でレースに臨んでいました。 その数EP-OPクラス10艇中9艇！ほとんどワンメイク状態でのレースとなりました。 同じカラーの船体ばかりだったので、自分の艇と間違えて他人の船体をずっと操縦していた選手もいましたが、今回のEP-OPクラスは過去のレースの中でも最もレベルが高い白熱したレースとなりました。 今回はMoto GP解説者の宮城光氏とRCマガジンから保坂氏と村上さんもジェットストリーム888VEでEP-OPクラスに参戦。宮城氏はRCボートレースは初めてとは思えない走りで着実にポイントを稼ぎ優勝を狙いましたが、FMR電動仕様で参戦した殿岡選手が前回に続き見事2連覇！宮城選手は惜しくも2位という結果でした。しかし殿岡選手は前回は余裕の勝利だったのに対して今回はかなり追い上げられていて気が抜けない展開でした。ジェットストリーム888VEは、ほとんどノーマル状態でもレースで上位を狙えるとあって、他の選手からも大いに注目を集めていました。 EP-STクラスもエアストリーク500で参戦した殿岡選手が見事2連覇し、今シーズンEPクラス2クラス2連覇を成し遂げました。

GPクラスでは音とスピード感のある見ごたえ充分なレース展開となりました。 ただ、気合が入りすぎてフライングしてしまう選手が続出！集計するまで順位が簡単には判らないという面白い展開になりました。 GP18クラスではFMR21Vに18エンジンを搭載して参戦した榎本選手が4ラウンドフルマークの1600ポイントという手堅い走りで優勝。 GP32クラスはFMR21Vに21リコイルエンジンを搭載した程塚真琴選手がフルマークで優勝、2位に同じくFMRに京商GXR28MRエンジンを搭載した程塚俊雄選手が入り、兄弟でのワンツーとなりました。 FMRクラスは絶妙なスタートで確実にポイントを稼いだ榎本選手がGP18クラスに続き2クラス制覇。最高峰のクラスらしいハイレベルなレースとなりました。

今回は中野選手に前日の草刈をしていただいたお陰で会場、ピットの設営がとてもスムーズに行なえました。 また、水面までの斜面にハシゴやお手製の桟橋を設置していただくなど、とても多くのご協力を戴きスムーズかつ安全な運営が出来ました。

EPクラスの選手は、次回9月16日に東山湖で開催されるマリンカップに向けて新艇のセッティングを研究していた様子でした。