ミニッツカップ

2月15日(土)

記録的な豪雪見舞われた日本列島。交通機関が極めて大きな影響を受け、タイムスケジュールは大幅な変更が必要となった。ご参加を予定されていたドライバーの皆様の中には、来る事が出来なかった選手の方も多数いらっしゃり、大変残念なこととなりましたが、ファイナリストの証である記念プレートを後日、お渡ししたいと思います。2014年シーズンのご参加を心よりお待ちしております。

受付を10:30からスタートし、選手の集まり状況によって、午前中はレース進行をすべてキャンセルした。午後には開催プログラムを決定し、15:30から練習走行を1回、また、予選を1回のみ開催した。

※ 14:30の時点で会場に到着されていない選手の方には、仮のICタグ登録し、組み合わせ実施。会場に到着した時点でご自分のICタグへの登録変更を対応した。 半数以上のドライバーが到着し、暖かい室温に保たれた、日産グローバル本社ギャラリーの会場のおかげで、皆で楽しませて頂きました。

大雪による被災地の代表権獲得選手に対する特別措置について 連日の降雪により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
ミニッツカップ実行委員会では、代表権をお持ちの選手の方で、2月14日からの大雪により大会会場へお越し頂くことが出来なかった選手の方に、 申し出により、ミニッツカップ2014年度ファイナル大会への代表権の与える特別措置を講じることにいたしましたので、お知らせいたします。 該当する方で、特別措置を希望する場合には、ミニッツ実行委員会までご連絡下さい。
なお、この度の特別措置をお受けいただいた選手の方は2014年度の地区予選については「エキスパートクラス」へのみ参加が可能となります。
連絡先:entry@kyosho.co.jp

2月16日(日)

日曜日。昨日とは打って変わり晴天に恵まれた。それでもなお交通網の復旧が難しく、全員参加とはならなかったものの多くの選手が駆けつけてくれた。 集合写真撮影の後、本日エントリーした選手のみに1回の練習走行を実施し予選がスタートした。今回、ミニッツカップ2013ファイナルチャンピオンシップのエキシビションプログラムとして、女性&初心者の男性諸君の参加が大ウェルカムな“NISSAN JSCC JKBレース”を開催。ミニッツを趣味にされている女性や、ご夫婦で楽しまれている方等、非常に多くの女性ドライバーが参加してくれた。

また、初心者大歓迎のレースならば、よし!是非やってやろう。とミニッツレースを楽しんでくれた男性や小学生のヤングドライバーも集まった。そして、専門誌ラジコンマガジンさん、ラジコンワールドさんも取材にお越し頂きました。 是非、みなさん、雑誌も併せてチェックして欲しいと思います。


JKB JSCC CLASS


PPは小泉選手が決めた。スタートの混戦から、小泉選手、大塚選手(女性)、坂下選手、藤浦選手(女性)、真柄選手、柳澤選手(女性)と続く。ここは子供から大人まで、レースフィールドでは同様に、タイムのみが厳正なる結果を示します。レース時間の半分を折り返したところで、レースの流れは変わらずに小泉選手がリードし他車を引き離す。ベストラップも13.660と文句無し、最後まで完璧なレース運びで優勝を飾った。
そして、女子RCクラブのメンバーはというと。正直、メンバー皆、かなり上手になったと思う。12m×6mのオフィシャルコースに何周も留まり、レースする“力”をつけて来た。観戦いただいた観客たちも、同様に感じていたと思います。それは既に彼女達を応援してくれる“ミニッツ仲間”が存在する。そんなサポートを受けて彼女達はレースに挑みました。塚本奈々美 、ユイカ、今橋彩佳 、谷川万純 、武村奈々花とこぞって“Eメイン”へ。文字取りJKBカップになった。ここで勝ち上がったのはユイカ選手。DメインからCメインへ勝ち上がるチャンスがあったものの、最終ラップでミスにて抜かれてしまった。そして、最も上位の予選位置を獲得したのは、“萩原紀子”だ。240Zのボディをマイペースに走行させらせられた故のポジションだった。今回の裏JKBカップのWinnerは彼女に軍配があがった。これからもJKB 女子RCクラブの活動の限り、暖かく応援して上げてほしい。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 小泉 大晴 33L 8'04.820"
2 藤浦 明美 32L 8'01.060"
3 坂下 浩樹 32L 8'07.290"
4 真柄 彰忠 32L 8'11.660"
5 柳澤 純子 30L 8'00.690"
6 大塚 日緒理 30L 8'09.450"

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dNaNo CLASS


PPを決めたのは岐阜から来てくれた野村選手だ。平城選手、平野選手、山田選手、田口選手、小森選手の順で予選が決まった。綺麗なスタートとなり、オープニングラップは野村選手が決める。4分が経過したところで、2番手には山田選手が12.540のタイムをたたき出し追いつめる。その5秒後方に平城選手が3番手につける。残り30秒のところで、猛チャージをかける山田選手がどんどん追いつくがあえなくミス。野村選手がパワーの残り少ないマシンを上手に操り、しっかりと優勝を勝ち取った。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 野村 誠 37L 8'08.530"
2 山田 和弘 37L 8'11.030"
3 平城 剛 36L 8'01.480"
4 小森 龍也 35L 8'09.880"
5 平野 大樹 34L 8'01.850"
6 田口 厚 34L 8'04.820"

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AWD CLASS


全日本チャンピオン経験者が続くこのクラス、大野選手、小塩選手、竹原選手、平松選手、小簑選手、關川選手となった。何と2周目で大野選手がスタック。小塩選手が飛び出た、竹原選手もマシンをプッシュする。しかし、再びベストラップ10.790をたたき出す走りを披露。何度も何度も上位3選手がその順位を変える攻防を繰り返した。暴れるAWDマシンを抑えるようなドライビングテクニックを誰もが披露した。残り3分のところで、小塩選手が小簑選手と熾烈な3位争いを観客に魅せた。最後にWinnerとなったのは盤石な走りを披露した大野選手が名実共に、AWDマスターの称号が与えられた。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 大野 仁 43L 8'02.340"
2 竹原 周作 43L 8'10.530"
3 小蓑 正樹 42L 8'06.480"
4 小塩 晋也 42L 8'08.650"
5 關川 伸行 41L 8'07.720"
6 平松 友佳 40L 8'08.340"

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FORMULA CLASS


PPは満留選手、黒瀬選手、近田選手、吉田選手、畠山選手、そして勝ち上がって来たのは、九州から来た佐藤選手だ。スタートから、その強さをみせる満留選手が全車を引き離しにかかる。2番手以降は長い間、混戦が続いた。残り2分のところで京都から参戦している畑山選手が安定した走りを披露した。しかしながらワンミスで直に順位が入れ替わるのがミニッツ。佐藤選手がじわりじわりと追い上げ2番手となっていた。しかし、終止レースマネージメントを我がモノにしていた満留選手がWinnerとなった。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 満留 淳 43L 8'01.050"
2 佐藤 正晴 43L 8'05.680"
3 畑山 明陽 42L 8'00.480"
4 黒瀬 将孝 41L 8'02.170"
5 近田 積治 41L 8'03.100"
6 吉田 悠希 41L 8'08.600"
※上位3選手はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

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GT CLASS


PPは松井選手。スタートするやいなやHSVを操る本田選手がトップに躍り出た、その他、フェラーリ458GTのボディ選択をする松井選手、渡辺選手、金田選手、原選手、片山選手と続いた。 しかし残り10.390のファステストラップを刻み、金田選手がマシンを猛プッシュする、そして3番手には片山選手が現れた。残り1分のところで本田選手と神田選手の間は0.7秒差まで詰まる。しかしながら最後までミスが少なかった本田選手に勝利の女神は輝いた。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 本田 真朗 45L 8'10.470"
2 金田 勉 44L 8'00.980"
3 片山 和久 44L 8'05.440"
4 松井 吾朗 44L 8'06.430"
5 原 博昭 43L 8'05.030"
6 渡辺 翔太 10L 8'16.218"

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OPEN CLASS


PPは柳澤選手、山木選手、中尾選手、桑田選手、乾選手、岩田選手という予選順位となった。このクラスはVEモーターの使用を許された最速クラスだ。柳澤選手がなんと、ラップタイムは10秒台前半を決め、アベレージスピードも高く、圧巻な走りで後続をどんどん引き離してしまう。その走りは一つも二つもレベルが高いと言えた。2番手に山木選手、岩田選手と続いた。そして終盤、チャンピオン経験者の桑田選手が3番手とマシンを滑り込ませてきた。8分経過したところで柳澤選手が他を寄せ付けない走りでチャンピオンとなった。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 柳澤 利亘 46L 8'07.740"
2 山木 幹生 45L 8'01.920"
3 桑田 貴透 45L 8'08.980"
4 乾 易弘 44L 8'00.970"
5 岩田 直哉 44L 8'04.280"
6 中尾 友和 42L 8'09.840"

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BUGGY CLASS


小泉選手、阿部選手、藤浦選手、高野選手、岩田選手、間瀬選手という予選オーダーだ。 連続大ジャンプあり、小ジャンプあり、トラップありと、走行しがいのあるコース。しかし、8分間の長丁場、一度もミスしないなんていうことは土台無理な話だ。 スタート序盤はだれもが七転び八起き状態だ。5分経過したところで、高野選手、小泉選手、間瀬選手となった。長い間リードをした高野選手が上手にマシン運びをする。しかし小泉選手が残り2分で追いついた。ジャンプセクション上空で小泉選手が高野選手をパスする。手に汗握るサイドバイサイドの末、勝利を手にしたのは!小泉選手だった。親子でチャンピオンとなった素晴らしい日になったようだ。おめでとう。

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 小泉 学 28L 8'03.920"
2 高野 健 28L 8'14.940"
3 間瀬 信吾 27L 8'19.120"
4 阿部 素久 26L 8'08.290"
5 岩田 満 26L 8'16.820"
6 藤浦 孝義 22L 8'20.140"

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■ Concours d'elegance



中原 正太選手