MINI-Z CUP 2017関東ブロック大会 レポート

2017.6.17-18  神奈川県「日産グローバル本社ギャラリー」

KYOSHO CUP 2017関東ブロック大会 レポート

関東ブロック大会を皮切りに2017シーズンがついに開幕!

15年目という大きな節目を迎えたミニッツカップの2017シーズンが、関東ブロック大会で開幕! 開催クラスは昨年と同じグランプリ、GT、JSCC、バギー、ナローノービス、ワイドノービスの6クラスに加え、レースや順位づけを行わずミニッツカップの雰囲気を体験していただくことを目的とした『エンジョイラン』や、使用可能なボディを国産スポーツカーに一新するとともに呼称を従来のラリークラスから変更した『ドリフトクラス』を新設。今シーズンも話題に事欠かない状況のなかでの開幕戦となった。コースは広いスペースを活かした長いメインストレートとタイトターンが点在するインフィールドを組み合わせたレイアウトとし、コース路面には従来使用していたウレタンの粗い面ではなく、“裏ウレタン”と称されるスムーズな裏の面を採用。この路面をいかに攻略するかが勝敗を分けるポイントとなった。また、今大会には“MINI-Zガール”こと佐久間 澪さんや交通タイムス社・GT-Rマガジン編集部の野田航也編集長がレースに参戦。R/C専門誌(RC magazine、RC WORLD)の取材も入るなど、例年と同様にトピックスの多い大会となった。

エンジョイラン


普段は走れない大きなコースを自由に走ることができ、走行後に配布されるラップチャートで自身のレベルを確認できるエンジョイラン。ミニッツを持っていれば誰でも気軽に参加できるクラスだけに、今大会でも多くの方に参加いただきました。「レースは敷居が高い」と思っているミニッツユーザーの方がいらっしゃいましたら、まずはエンジョイランから始めてみては?

※ファイナルチャンピオンシップ出場権は、ありません。

ナローノービス クラス


序盤は予選6位の池田、予選4位の三村、そして、Bメインから勝ち上がってきた野田の3選手がトップグループを形成。しかし、各選手のミスなどもあってTQの杉山選手がトップを奪い返し、その後は独走! 最終的には2位に入った三村選手に3ラップもの大差をつけて勝利を飾った。

第2位 三村 利光第1位 杉山 秀之第3位 村里 康昭

Pos.Team NameLapTotal Time
1杉山 秀之 408'01.360"
2三村 利光378'00.190"
3村里 康昭 378'08.180"
4池田  司 368'02.340"
5野田 航也368'15.100"
6石川  光 348'07.980"
7伊藤 和久 338'02.670"
8矢嶋 孝之338'12.170"
※上位3名は次回から1年間同クラスには参加できません。
※ファイナルチャンピオンシップ出場権は、ありません。

ワイドノービス クラス


TQの中春選手が序盤からトップを快走。これに予選2位の赤坂選手と予選3位の三村選手が続いたが、中春選手が10秒を切るスーパーラップを叩き出して後続を引き離す。加えて、2番手以降が大混戦となったことから、中春選手がセーフティリードを保ったままトップゴールを決めた。

第2位 伊東 浩志第1位 中春 星哉第3位 赤坂 繁善

Pos.Team NameLapTotal Time
1中春 星哉 458'00.130"
2伊東 浩志 448'06.570"
3赤坂 繁善 438'00.610"
4木下 直紀 438'06.150"
5三村 陽介 438'07.590"
6松山 政由 398'08.730"
7中村 拓夢 388'05.770"
8細野 芳史 368'05.080"
※上位3名は次回から1年間同クラスには参加できません。
※ファイナルチャンピオンシップ出場権は、ありません。

バギー クラス


TQの石川選手が序盤からレースを支配したバギークラス。2番手の小泉選手と3番手の黒瀬選手が石川選手を激しく追うものの、石川選手は参加選手中唯一の14秒台を連発して独走態勢に。最終的には2位に入った黒瀬選手以下の全選手を周回遅れにしてトップでフィニッシュ!

第2位 小泉  学第1位 黒瀬 将孝第3位 浅場  忍

Pos.Team NameLapTotal Time
1黒瀬 将孝 308'02.920"
2小泉  学 298'03.770"
3浅場  忍 288'13.780"
4小泉 大晴 278'26.930"
5坂井 光俊 268'13.270"
6中澤 康美 258'01.240"
7大島  豊 238'39.689"
※ファイナルチャンピオンシップ出場権は、ありません。

・石川選手が1位でレースは終了しましたが、賞典外のためリザルトより除外

ドリフト クラス


スタート直後からTQの小蓑選手と予選3位の小泉(大)選手とのマッチレースの様相を呈したドリフトクラス。順位を入れ替えながらも常にテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げた両選手だったが、最後は約0.6秒という僅差で小泉(大)選手が一歩先にゴールラインを駆け抜けた。

第2位 小蓑 正樹第1位 小泉 大晴第3位 中春 正太

Pos.Team NameLapTotal Time
1小泉 大晴 368'06.190"
2小蓑 正樹368'06.770"
3中春 正太 368'10.280"
4小泉  学 358'03.970"
5山崎 洋平 348'03.060"
6平城  剛 338'03.730"
7岡崎 知昭 328'01.700"
8白川 靖二 328'13.330"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

JSCC クラス


41名が参戦したJSCCクラスはTQの近田選手が序盤からハイペースで後続を引き離しにかかるが、2番手を走る小森選手がこれを追走。そのプレッシャーがあったのか、近田選手が転倒……。代わってトップに立った小森選手は、その後も安定した走行を重ねて激戦のJSCCクラスを制した。

第2位 根本 直輝第1位 小森 健男第3位 近田 積治

Pos.Team NameLapTotal Time
1小森 健男498'00.110"
2根本 直輝498'06.950"
3近田 積治488'03.480"
4小松 智実 488'08.240"
5谷   聡478'02.100"
6中村 直隆 478'02.860"
7軽部 俊和 478'07.690"
8植松 秀和 468'01.400"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

GT クラス


ホールショットを決めたTQの桑田選手を予選3位の金田選手が追う展開となったGTクラス。トップの桑田選手から遅れること数秒で常にトップ浮上のスキをうかがっていた金田選手だったが、桑田選手は最後までミスのない盤石な走りを披露。そのままポール・トゥ・ウィンを決めた。

第2位 金田  勉第1位 桑田 貴透第3位 中尾 友和

Pos.Team NameLapTotal Time
1桑田 貴透518'01.730"
2金田  勉518'05.790"
3中尾 友和508'04.540"
4大野  仁508'08.290"
5勝田 隆之 508'08.960"
6小塩 晋也 498'03.640"
7伊東 知幸488'09.650"
8大北 勝信478'09.920"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

グランプリ クラス


TQの岩田、予選3位の黒瀬、予選4位の満留の3選手による激しいトップ争いが展開されたグランプリクラス。そんな三つ巴の争いから頭ひとつ抜き出たのは黒瀬選手で、2番手を走る岩田選手の猛追を受けながらもトップをキープ。約0.3秒という僅差で見事勝利を獲得した。

第2位 岩田 直哉第1位 黒瀬 将孝第3位 満留  淳

Pos.Team NameLapTotal Time
1黒瀬 将孝528'01.800"
2岩田 直哉528'02.130"
3満留  淳518'00.840"
4内田 真悟518'04.500"
5矢田 信夫 498'02.420"
6山本 浩司 498'06.650"
7橋本 英樹 488'04.820"
8佐藤  光 478'03.700"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

Concours d'Elegance


杉山 秀之 選手(ナローノービス クラス)

小泉  学 選手(ドリフト クラス)

じゃんけん大会


レース終了後はDRONE RACER&キャリングバッグ争奪のじゃんけん大会を実施。

付き添いの方や一般来場者も楽しめるコンテンツが盛りだくさん


今大会では京商製R/Cモデル&ミニチュアカーの展示や物販をはじめ、DRONE RACER&スロットカー『カレラ』の体験操縦、京商製品が当たるミス・フェアレディとのじゃんけん大会など、一般来場者の方々を対象にしたコンテンツも用意。京商では普段R/C製品を目にしたことがない、もしくは手にしたことがない方々に対し、R/C製品がより身近な存在になるような活動を今後も展開していきます。


本大会の開催にあたりご協力いただきましたすべての皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
また、コース変更や撤収作業にご協力いただいた皆様にも重ねてお礼申し上げます。

次回は『ミニッツカップ2017九州ブロック大会』が大分県のイオンモール三光にて7月8日、9日に開催となります。
みんなで一緒にミニッツカップを楽しみましょう!