去る6月25日(日)に千葉県松戸市の江戸川河川敷で『京商パワーボートグランプリin松戸』が開催されました。レース当日は朝から生憎の雨で川の流れが心配されましたが、レースは無事に開催。EP-TNクラスは残念ながらエントリー選手が少なく中止となりましたが、のべ32名が参加して全5クラスを4ラウンドにわたり開催されました。
KYOSHO パワーボートグランプリ ROUND1 in 松戸レポート
2017.6.25 千葉県 松戸市江戸川河川敷き
2017.6.25 千葉県 松戸市江戸川河川敷き
去る6月25日(日)に千葉県松戸市の江戸川河川敷で『京商パワーボートグランプリin松戸』が開催されました。レース当日は朝から生憎の雨で川の流れが心配されましたが、レースは無事に開催。EP-TNクラスは残念ながらエントリー選手が少なく中止となりましたが、のべ32名が参加して全5クラスを4ラウンドにわたり開催されました。
5名の選手が全てジェットストリーム600をチョイスし、正にワンメイクレース状態。5名ともに昨年度のレースで好成績をおさめた選手達ばかりで、全員がポイントにハンデを持って争うかたちとなる。またR/C専門誌「ラジコン技術」より、堤選手がEP-STクラスとEP-OPクラスのダブルエントリーで参戦。レースはラウンド3の時点では1,000ポイントの松下選手がトップ、それを850ポイントの日高選手が追う展開。しかしラウンド4で松下選手は3着に終わり、日高選手が執念の1着でポイントが逆転し優勝。
第2位 松下 浩幸 | 第1位 日高 浩二 | 第3位 鈴木 昭次郎 |
Pos. | 氏名 | 船体 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 日高 浩二 | ジェットストリーム600 | ||
2 | 松下 浩幸 | ジェットストリーム600 | ||
3 | 鈴木 昭次郎 | ジェットストリーム600 | ||
5名の選手の内、中川選手以外はハイドロプロを使用してのレース。浜崎選手がラウンド1、ラウンド2と1着に入り800ポイントの好成績をおさめた、ラウンド3で未完走、ラウンド4で未出走となり勢いを落としてしまう。反対に後半から勢いを上げてきた堤選手がラウンド4で1着を奪取、総合ポイント1位の中川選手には届かなかったものの、見事2位に入賞。優勝した中川選手はレースで1着になる事はなかったが、常に安定した操縦でラウンド1とラウンド3で2着、ラウンド2とラウンド4で3着に入り総合優勝。
第2位 堤 直樹 | 第1位 中川 俊幸 | 第3位 松下 浩幸 |
Pos. | 氏名 | 船体 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 中川 俊幸 | ABCパースート | ||
2 | 堤 直樹 | ハイドロプロ | ||
3 | 松下 浩幸 | ハイドロプロ | ||
なんと初参加でありながら、小学生の榎本 まい選手がFMR21Vを使用して優勝。レースもラウンド2こそ2着でしたが、それ以外は全て1着をマークするという恐ろしい程の強さ。今後の更なる成長が楽しみな選手の登場です。
第2位 石井 常義 | 第1位 榎本 まい | 第3位 高木 雄二 |
Pos. | 氏名 | 船体 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 榎本 まい | FMR21V | ||
2 | 石井 常義 | FMR21V Sリミテッド | ||
3 | 高木 雄二 | ツインストーム800 | ||
内堀選手が惜しくもラウンド3のみ2着となるが、他のラウンドは1着という完璧なレース運びで優勝。そして2位から4位までは激しいポイント争いで、高橋選手が675ポイントで2位入賞、伊沢選手が663ポイントで3位入賞となる。そして惜しくも4位となった640ポイントの阿久津選手は、ラウンド3開始時のフライングで、マイナス110ポイントの減点がなければ2位となっていただけに非常に残念でした。
第2位 高橋 光男 | 第1位 内堀 弘雄 | 第3位 伊沢 博 |
Pos. | 氏名 | 船体 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 内堀 弘雄 | FMR21V SIII | ||
2 | 高橋 光男 | FMR21V SIII | ||
3 | 伊沢 博 | ファルコン | ||
参加選手が多く10名がエントリー。注目は2016年のJMPBAヒートレース全日本選手権で、AMクラス優勝の榎本 道行選手。レースは全ラウンド1着で、他の選手を寄せ付けない強さを発揮。フライングやブイカット等の減点もなく、お手本となるようなレースで総合1位に輝く。榎本 道行選手はGP-18クラスで優勝した榎本 まい選手の父親であり、親子で表彰台をゲットという輝かしい結果となった。また2位以下の激しいポイント争いも見応えがあった。ラウンド3の時点では、伏木田選手が2位、田村選手が3位、阿久津選手が4位、岸選手が5位だったが、最後のラウンド4で岸選手が1着400ポイントを加算し、3人抜きの2位入賞となった。
第2位 岸 清勝 | 第1位 榎本 道行 | 第3位 伏木田 基弘 |
Pos. | 氏名 | 船体 | ||
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1 | 榎本 道行 | FMR21V SIII | ||
2 | 岸 清勝 | FMR21V SIII | ||
3 | 伏木田 基弘 | FMR21V SIII | ||
水物レースでは初となるカラーリングコンテストも実施。自分好みにカラーリングしたり、好きなデカールを貼ったり、どれも素晴らしい船体の中から見事選ばれたのは、EP-OPクラスで2位に入賞したラジコン技術の堤選手。
©Kenji Shimada/ラジコン技術 |
堤 直樹 選手(EP-OPクラス)
レース後には水物レースには欠かせないパーツや、ミニカーが手に入る抽選会も実施。
会場の整備で草刈りや、浅橋の設置等ご協力いただいた中野選手には、この場を借りて御礼申し上げます。
京商の水物レースはシーズン真っ盛りで、このあとも続々とレースを予定しております。