第47回 京商グランプリ レポート

2023.02.19  神奈川県愛甲郡「サガミ堂RCレーシングトラック(SRT)」

第47回 京商グランプリ レポート

第47回京商グランプリ開催

3年ぶりの開催となった日本のR/Cレースで最も古い歴史をもつ“伝統の一戦”『京商グランプリ』。
第一回大会は国立劇場の駐車場にて開催。その第47回大会が、新レイアウトになったサガミ堂RCレーシングトラック(SRT)で開催されました。

開催クラスは、インファーノGT3とGT2で争われる1/8インファーノGT、車両はメーカー不問でかつ京商カップのV-ONEクラスに準拠する1/10 GPツーリング ゴムタイヤ、JMRCAスポーツクラスの規定が適用された1/10 GPツーリング スポンジタイヤの3つ。今年は1日での開催となりましたが、参加者は1/8インファーノGTが18名、1/10 GPツーリング スポンジタイヤが24名、1/10 GPツーリング ゴムタイヤが23名の合計65名がSRTに集結! 新レイアウトになった日本屈指のRCサーキットを舞台に白熱したレースが展開された。レース後は豪華賞品をかけた抽選会&じゃんけん大会も盛大に行われ、2022シーズンを締めくくる大一番は無事に閉幕を迎えました。

今大会の開催にあたりまして、メインスポンサーとしてイベントをサポートしていただきましたスタッフサービス・エンジニアリング様、コース準備&整備を行っていただきました『サガミ堂』様、テクニカルサポートをいただきました『近藤科学株式会社』様、『YURUGIX』様、そのほかご協賛品を提供いただきました双葉電子工業株式会社様/株式会社無限精機様/三和電子機器株式会社様/小川精機株式会社様/株式会社ワンオーワン様/株式会社八重洲出版(RCマガジン)様 /インフィニティ様/株式会社電波社(ラジコン技術)様/有限会社スクエア様のメーカー各社様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

親子でご参加の富岡慎雄、富岡祥吾選手。

ご夫婦で仲良くご参加の鈴木義昭、鈴木モモ選手。

【 レース結果 】

1/8 インファーノGTクラス 決勝Aメイン


5分間の周回レースを2ラウンド行い、そのうちのベストタイムで順位を決定する予選では、齋藤選手がTQを 獲得。2位には入口選手、3位には渡部選手が続く。15分間で行われた決勝では、給油の回数による戦略により順位に大きく影響する展開となった。TQの齋藤選手は2回給油を選択したため、スタートから2番手以降を引き離しにかかるが、1回目の給油をおえた時点で1回給油を選択した渡部選手にトップを奪われる展開となった。給油により順位を落とした齋藤選手は、渡部選手が給油に入った時点で再びトップに立った。しかし、もう一回の給油を残しているため、さらにペースアップが必要となる。齋藤選手はその後ペースを上げて、2回目の給油時には2番手の渡部選手に十分なリードを築き、トップをキープしたままチェッカーを受けた。齋藤選手は前回、前々回大会に続く3連続優勝を達成した。

第2位 渡部 聖司優 勝 齋藤 楓真第3位 入口 秀輝
決勝Aメイン出場選手

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1齋藤 楓真4915:11.618.341
2渡部 聖司4915:18.018.401
3入口 秀輝4915:20.918.499
4影山  貴4815:06.018.476
5榮  達也4715:00.518.684
6丸山 祐也4615:19.719.015
7川本 匡孝4615:23.818.708
8富岡 祥吾4515:10.518.866
9秋山 博志2809:35.418.903
10飯田 勇一000:00.0-

1/10GPツーリング スポンジタイヤクラス 決勝Aメイン


ハイレベルなレースが展開された1/10GPツーリング スポンジタイヤクラスは高梨選手がTQを 獲得。2位には齋藤選手、3位に入口親宏選手が続く。決勝Aメインではポールポジションスタートの高梨選手が序盤より2番手以降を引き離しリードを拡げていく。しかし、快調にトップを走る高梨選手でしたが1回目の給油後にマシントラブルが発生し、大きく順位を落とす展開となった。代わってトップにたったのは齋藤選手、2番手、3番手も急接近する混戦となった。トップ争いは齋藤選手、入口(親)選手の接近戦となったが2番手の入口(親)選手のマシンが僅かなミスにより転倒、その差が開いてしまう。その後、齋藤選手はトップをキープしたままチェッカーを受け、インファーノGTクラスに続く2クラス優勝となった。マシンは京商製V-ONE R4を使用。

第2位 入口 親宏優 勝 齋藤 楓真第3位 追立 和哉
決勝Aメイン出場選手

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1齋藤 楓真5315:13.016.756
2入口 親宏5215:00.016.542
3追立 和哉5115:05.216.965
4榮  達也5115:09.617.009
5中野  仁5115:15.616.969
6入口 秀輝4914:30.816.902
7高梨  開4915:07.116.637
8伏本  一4915:11.217.178
9村山 健治1504:12.016.882
10亀谷 貴章100:06.40

1/10GPツーリング ゴムタイヤクラス 決勝Aメイン


京商カップの強豪選手が多数エントリーした1/10GPツーリング ゴムタイヤクラス。予選では北田選手がTQを獲得。2番手には関戸選手、3番手には田村選手がつける。決勝はスタートから混戦模様となったがTQの北田選手がすぐにペースを取り戻し徐々にリードを拡げていく。予選2番手スタートの関戸選手も2番手をキープするが11周目でマシントラブルによりリタイヤとなってしまう。優勝は予選から好調の北田選手が唯一ベストラップを17秒台に入れるすばらしい走りを見せた。

第2位 田村 穏広優 勝 北田 英和第3位 伏本 祐美子
決勝Aメイン出場選手

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1北田 英和4915:14.717.951
2田村 穏広4815:05.818.267
3伏本 祐美子4715:18.518.382
4太田 十三雄4615:11.018.72
5野田 憲一4615:11.418.597
6薄井 一重4515:02.218.742
7小室 雅彦4415:03.118.424
8清水 康雄3615:12.818.648
9朝日 雄一郎2708:56.618.978
10関戸 浩二1103:14.718.328

Concours d'Elegance


コンデレを獲得したのはインファーノGTクラスにメルセデスAMG GT3ボディで参加の伏本祐美子選手となった。塗装は一緒にレースに参加のご主人が担当。細部にわたり細かい塗装で仕上げた素晴らしい作品となっている。

伏本 祐美子 選手(インファーノGT クラス)

京商グランプリ恒例! 豪華賞品目白押しの抽選会&じゃんけん大会


レース終了後にはご協賛メーカー様から提供して頂いた豪華賞品がもらえる抽選会&じゃんけん大会も実施。毎年恒例となっており、大いに盛り上がりました。多数のご協賛品を提供いただきましたメーカー各社様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

【ご協賛メーカー一覧(順不同、敬称略)】
スタッフサービス・エンジニアリング/サガミ堂/双葉電子工業株式会社/YURUGIX/株式会社無限精機/三和電子機器株式会社/小川精機株式会社/近藤科学株式会社/株式会社ワンオーワン/株式会社八重洲出版(RCマガジン)/インフィニティ/株式会社電波社(ラジコン技術)/有限会社スクエア

●抽選会

●じゃんけん大会

スタッフサービス・エンジニアリング賞


メインスポンサーの「スタッフサービス・エンジニアリング」様からはお米券1万円分とピットボックスのご協賛をいただきました。


2023年もR/Cカーユーザーの皆様に満足していただけるような、さまざまなイベントを計画しています。
ご友人やご家族とともにご参加いただき、ひとりでも多くの方に“R/Cカーの魅力”を伝えていきたいと考えていますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。