第39回 KYOSHO マリンカップ in 東山湖レポート

2022.9.18  静岡県御殿場市「東山湖フィッシングエリア」

第39回 KYOSHO マリンカップ in 東山湖レポート

9月18日(日) 静岡県御殿場市「東山湖フィッシングエリア」にて、第39回目となるマリンカップを3年ぶりに開催。東山湖フィッシングエリアは東名高速・御殿場インターを降りてすぐにあり、遠方からでも気軽に遊びに来ることが出来る釣り場スポット。レース当日の天候は、台風が九州地方に接近の影響から生憎の雨。しかし、時折日差しが差し込む時間もあり、天気予報をチェックしながら無事に全3ラウンドを実施することが出来ました。例え雨の中でも遊ぶことができるのが水物R/Cの魅力です!

EP-ST(ストック)クラス


水物R/C初心者にオススメの電動ストッククラス。通常だと前回までのレースで好成績を収めた選手に、ハンデとしてポイント減点でスタートという規定があるのだが、今回3年ぶりの開催ということで全員ノーハンデのレースとなった。船体はジェットストリーム600やウエーブチョッパー、RCサーファーといったバラエティに富んだレースとなった。レースでは松尾選手がフルマーク1200Pを取り、文句無しの完全優勝となった。

第2位 鈴木 健矢第1位 松尾 淳二第3位 殿岡 正啓

Pos.氏名船体
1松尾 淳二ジェットストリーム600
2鈴木 健矢ジェットストリーム600
3殿岡 正啓マジェスティ600

EP-OP(オープン)クラス


ストッククラスとは違い、オープンクラスではGens aceの4セルまでのLiPoバッテリーが解禁されているので段違いで速いクラスとなっている。直線でのトップスピードから、いかにコーナーで転覆させないように回るかが勝利への鍵となる。参加選手は全7名で、スタート直後の混乱なども有ったが1位は安定した走りの鈴木選手、2位は伏木田選手となった。そして3位には合計825点の殿岡選手が入賞。
そして惜しくも3位を逃したのが松尾選手、ブイカットによるペナルティのマイナス50点が響いて合計800ポイントで4位となった。

第2位 伏木田 基弘第1位 鈴木 健矢第3位 殿岡 正啓

Pos.氏名船体
1鈴木 健矢パスート
2伏木田 基弘FMR21V SIII
3殿岡 正啓FMR21V Sリミテッド

EM クラス


JMPBAのEMクラスに準ずるクラス。船体も京商製という縛りが無いので、様々なボートが集まる最速の激戦クラスとなった。そんな激戦区を制したのが鈴木選手。今大会において鈴木選手はEP-STクラスでは2位、EP-OPクラスでも1位という素晴らしい成績を残されました。

第2位 柳澤 信弘第1位 鈴木 健矢第3位 松尾 淳二

Pos.氏名船体
1鈴木 健矢アリアン
2柳澤 信弘アリアン
3松尾 淳二パスート

650クラス


650mmサイズのフォーチューンシリーズによるワンメイクレース。船艇が小さいので手軽に持ち込めて遊びやすいのだが、微風だと進みにくく長期戦は避けられない。今大会では雨は本当によく降ったのだが、なぜか650クラスの時だけ無風が続く事態に・・・。そんな長期戦を制し、ラジコン技術編集部の堤選手が1位に輝いた。

第1位 堤  直樹

Pos.氏名船体
1堤  直樹フォーチューン612 III

SW(シーウインド)クラス


セール面積がフォーチューンよりも広いので、微風でもグイグイ進むのがシーウインドの特徴。レースでは全3ラウンドが終了し、三富選手と佐々木選手が同一ポイントでトップとなり、急遽1位決定戦を開催することに!一騎討ちが始まり、ベテランの佐々木選手がレース中盤まで逃げてリードを保ち、今大会最年少女子の三富選手が追いかける展開になった。しかし、最後まで油断ができないのがレースの面白いところ。第2マークのターンでインを大きく開けてしまった佐々木選手に対し、東山湖の風を読みきり最短ルートで駆け抜けた三富選手がゴール手前で追い抜き逆転優勝となった。

第2位 佐々木 政紀第1位 三富 春奈第3位 鳥羽 星光

Pos.氏名船体
1三富 春奈シーウインド
2佐々木 政紀シーウインド
3鳥羽 星光SWカーボンエディション

レース終了後、エントリーさえすれば絶対に何かしらお土産をGETできる抽選会も開催。天候には恵まれませんでしたが、参加選手の皆様と一緒に楽しい1日を満喫することが出来ました。

2022シーズンは今大会で終了となりますが、また来年以降も楽しい水物レースを開催して参りますので、皆様のご参加お待ちしています!