第41回 KYOSHO マリンカップ in 東山湖レポート

2023.9.17  静岡県御殿場市「東山湖フィッシングエリア」

第41回 KYOSHO マリンカップ in 東山湖レポート

9月17日(日) 第41回となるマリンカップが聖地「東山湖フィッシングエリア」にて開催された。会場は静岡県御殿場市の東名高速・御殿場インターを降りてすぐにあり、遠方からも遊びに行きやすい釣り場スポットとなっている。イベント当日の天気は気持ちいいくらいの快晴となり、ここ最近の水物レースといえば雨の中での開催が当たり前となっていただけに、参加選手はもちろんスタッフ一同も気持ちが良い気候の中、全4ラウンドのレースを実施することができた。

EP-ST(ストック)クラス


比較的ゆるいスピードなので、水物レースが初めてという選手でも参加しやすいクラス。また、このクラスのみに適用されるハンデというものがあり、上位入賞者には次回以降のレースで始めからマイナスポイントが適用される。初心者は入賞するチャンスがあり、ベテランには歯応えがあるのが魅力となっている。今回のレースは前回優勝者の高山選手がハンデで−100ポイントを課せられている中で、全4ラウンド全てを1着でゴールして総合優勝となった。また、面白いのが船体で、今回はウエーブチョッパーでの参加者が目立ち、総合2位の田名綱選手もチョイスしていた。

第2位 田名網 淳一第1位 高山 博文第3位 松尾 淳二

Pos.氏名船体
1高山 博文ジェットストリーム600
2田名網 淳一ウエーブチョッパー
3松尾 淳二ジェットストリーム600

EP-OP(オープン)クラス


EP-ST(ストック)クラスからのステップアップ向けクラスで、レーススピードはグーンと上昇する。直線で加速したままのスピードでコーナーへ侵入すると転覆する可能性が高く、アクセルワークが必要となってくる。レースでは伏木田選手が全4ラウンドを1着でゴールし総合優勝。また、フライング及びブイカットのペナルティも一切無く、お手本となるような見事な走りとなった。そして、ブイカットによる減点が目立ったものの、1着を2回、2着を2回と常に上位に食い込んでいた田岡選手が総合2位となった。

第2位 田岡 道夫第1位 伏木田 基弘第3位 稲岡 俊宏

Pos.氏名船体
1伏木田 基弘FMR21V SIII
2田岡 道夫ハイドロプロ
3稲岡 俊宏ジェットストリーム888VE

EM クラス


JMPBAのEMクラスに準ずるクラスで、他のクラスのような船体が京商製のみというレギュレーションが無いので、バリエーションに富んだクラス。また、京商マリンカップ最速クラスということもありベテラン勢が多く、レースがスタートすれば選手のみならず、観戦者にも興奮が伝わってくる。そんな挑戦し甲斐のあるクラスには6名がエントリー。惜しくも2ラウンド目で2着となったものの、他のラウンドでは見事1着となった常連の伏木田選手が総合優勝。EP-OPクラスに続いて素晴らしい成績を収められた。総合2位には全4ラウンドを2着で通過、ブイカット等のペナルティも無く、確実なレース運びをした納富選手が入賞となった。

第2位 納富 孝幸第1位 伏木田 基弘第3位 大塚 栄作

Pos.氏名船体
1伏木田 基弘アリアンII
2納富 孝幸パスート
3大塚 栄作アリアンII

650クラス


650mmサイズのフォーチューンによるワンメイクレース。小さい船体に想いを馳せてのレースは手軽で楽しい反面、微風だと進まず、風が強くても難しいという自然の厳しさを受けやすいながらも味方につければ非常に楽しいクラスとなっている。完走するのさえ難しいこともあり、全4ラウンドを完走した選手は誰もいないほど。そんな中で、完走を2回した稲岡選手が総合優勝。続いて長谷川選手が総合2位となった。

第2位 長谷川 克也第1位 稲岡 俊宏第3位 元石 泰博

Pos.氏名船体
1稲岡 俊宏フォーチューン612III
2長谷川 克也フォーチューン612III
3元石 泰博フォーチューン612III

SW(シーウインド)クラス


650クラスよりもセール面積が広いので、微風でもグイグイ進むのがSWクラス。優雅に進むシーウインドは1日のんびり過ごすのが好きな人にオススメ。完走が出来ずに終わることもある中、今回のレースでは完走率が非常に高かった。エントリーは全12名で、毎ラウンド事に1着でゴールする選手がバラける結果になった。ポイントは接戦となったが総合優勝は横田選手、僅差で2位は青木選手となった。

第2位 青木  登第1位 横田 茂夫第3位 鳥羽 星光

Pos.氏名船体
1横田 茂夫シーウインド
2青木  登シーウインド
3鳥羽 星光シーウインド

レース終了後は、参加者全員に何かしらGETできる抽選会も実施。今回は天候にも恵まれ、楽しい1日を満喫することができました。

これにて、2023年度のマリンカップは終了となりますが、来シーズンも皆様と楽しめるマリンカップを開催していきたいと思いますので、今後もご期待ください。少しでも水物R/Cが好きだという気持ちがあれば参加資格は十分。皆様のご参加お待ちしています!