第21回 京商マスターズ in JAPANレポート

2023.7.27-28  三重県松阪市「RC LAND 23」

第21回 京商マスターズ in JAPANレポート

練習走行

予選 1回 - 3回目

予選4目

エキスパートクラス Aメイン

スポーツクラス Aメイン

インビテーションクラス Aメイン

久しぶりにこの地に帰ってきた!


『インファーノ』をこよなく愛するユーザーとチーム京商のワークスドライバーが一堂に集い、“京商ワークスドライバーとユーザーとの交流”を最大のモットーとした年に一度の交流イベントである『京商マスターズ in JAPAN』の第21回大会が2024年 7月27日(土)・28日(日)の2日間にわたり三重県松阪市の『RC LAND 23』で開催されました。

非常に猛暑ではありましたが、天候に恵まれました。北は北海道から南は九州までご参加いただいたドライバーの皆様、ご同行の皆様には御礼申し上げます。そして、韓国から参加したJake Koさんを含む海外選手のエントリーもあり、3クラス合計で57名の選手が集結しました。

開催クラスは、インファーノを始めたばかりの方やレース経験の浅い人を対象とする「スポーツクラス」、全日本選手権に参加経験のある人やそれに準ずる経験を持つ人を対象とする「エキスパートクラス」、そして京商が誇るワークスドライバーが真剣勝負を繰り広げる「インビテーションクラス」の3クラスを開催しました。

今大会の開催にあたり大会準備からコース整備を行ってくださったRC LAND 23様、テクニカルサポートをいただいた小川精機株式会社様、その他ご協賛品を提供いただきました双葉電子工業株式会社様/三和電子機器株式会社様/近藤科学株式会社様/リックサイドデザイン様 /JETKO様、オートモデル様にこの場を借りてお礼申し上げます。

レース後には豪華賞品をかけた抽選会&じゃんけん大会が盛大に行われ、無事に閉幕を迎えました。改めて、ご参加くださったレーサーの皆様、サポーターの皆様へ厚く御礼を申し上げます。

History of the Inferno


『エキスパートクラス』グランドファイナル


5分間の周回レースを4ラウンド行い、ベスト2ラウンドの合計ポイントで順位を決する予選から、ポールスタートを切ったJake選手と遠藤選手のサイドバイサイドの熱い展開を繰り広げた。さすがのエキスパート選手ならでは、その拮抗するドライビングテクニックの中、1:遠藤選手、2:常川選手、3:小森選手、4:松本選手、5:尾池選手、6:Jake選手、7:西村選手、8:飯田選手、9:黒谷選手とスタートを切った。卓越したドライビングで遠藤選手が2番手に7秒のアドバンスを築くことに成功。ステディで丁寧な操縦にあわせて、ここ一番のベストラップ34.944を出すJake選手が一つずつ順位を上げていく展開。しかし、約11分を過ぎたところで、遠藤選手にマシントラブル発生し常川選手が1番手へ、さらに2番手に松本選手が浮上した。2、3番手争いはコンマ5秒差まで接近。15分が過ぎたところで、インビテーションクラスへの切符を入れた選手は1:常川選手(予選4番手)、2番手はJake Ko選手がその愛機を送り込んだ。

第2位 Jake Ko第1位 常川 大輔第3位 松本 能則
第2位 Jake Ko第1位 常川 大輔第3位 松本 能則

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Lap
1常川 大輔2415:02.435.873
2Jake Ko2415:11.334.944
3松本 能則2415:13.335.855
4今村  寛2315:05.736.393
5西村 陽秀2315:12.136.546
6小森 武司2315:27.335.525
7黒谷 進一2214:37.935.781
8尾池 輝昭1915:19.536.25
9遠藤 大輔1811:24.735.628
10飯田 勇一1811:51.036.444

『スポーツクラス』グランドファイナル


フラッグが地面に落とされ、一瞬の溜めから軽やかにフラッグが舞いレースがスタートした。1:西田選手、2:帆足選手、3:上ケ島選手、4:原口選手:5村松選手 6:藤井選手、7:高橋選手、8:浜口選手、9:池田選手、10:稲垣選手のオーダー。勝ち上がりを決めてきた、村松選手、浜口選手、そして藤井選手が全く遜色のないスピードにと走りを披露。トップの西田選手はベストラップ36.117を記録しその座をわたすことなく2位に14秒以上の差をあけ時が流れていく。また、3位までの選手がその順位を譲ることなく中盤まで時間が推移していたが、12分を過ぎたところで、上ケ島選手が2位に浮上する。しかし、すぐに帆足選手が再び2位を奪取。この鍔迫り合いは最後まで続いた。15分が経過したところで、優勝を決めたのは、終始一人旅のごとく速さを魅せた西田選手がポールトゥウィンを決めた。

第2位 上ヶ島 学第1位 西田 和三第3位 帆足  勝
第2位 上ヶ島 学第1位 西田 和三第3位 帆足  勝

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Lap
1西田 和三2315:03.436.117
2上ヶ島 学2315:22.636.712
3帆足  勝2315:23.537.487
4原口 良彦2315:30.937.689
5高橋 博樹2315:36.237.142
6池田 孝行2215:26.037.707
7村松 貴司2115:00.938.51
8浜口 智也2015:02.137.742
9稲垣 紀和2015:33.436.607
10藤井  智1512:19.537.384

『インビテーションクラス』グランドファイナル


13名のトップドライバーの競演は、一体だれが第21回目の覇者となるのか!?スタートするや否や、目まぐるしく順位が変わり全くもって本気も本気。若手とベテラン勢とトラックの上では関係ないとばかりにマシンを猛然とプッシュする。3分を過ぎたところで、1:金井選手、2:亀田選手、3:河本(周)選手、4:田中選手、5:古田選手、6:久本選手、7:木村選手、8:河本(篤)、9:八木選手、10:廣木選手、11:Jake選手、12:常川選手、13:横町選手が進む。さらには約5分過ぎに、河本(周)がトップへと躍り出た。ベストラップは34.258を刻み最速ラップを更新。7分過ぎあたりに、各車の給油タイムが訪れ順位に入れ替わりが生じるが、河本選手はトップの座を譲らない。さらには2番手に金井選手が7秒差にいる。3番手に亀田選手が浮上し、さらに2位へとマシンを進めた。そして 13分ごろには3番手に木村選手。地元勢のYoung Japan TEAM KYOSHOは勝利を求めてマシンをさらにプッシュした。しかしながら、最後はベテランの領域でもあり、ドライビングの懐の深さをみせ、最後までトップを守り切りる強さを魅せた河本周選手が京商マスターズの初勝利を決めた。おめでとうございます!

第2位 亀田 大揮第1位 河本  周第3位 河本 篤志
第2位 亀田 大揮第1位 河本  周第3位 河本 篤志

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Lap
1河本  周2615:32.934.258
2亀田 大揮2515:15.235.033
3河本 篤志2515:20.235.214
4古田 勇似2515:25.635.22
5木村 啓吾2414:45.734.597
6金井 祐一2314:10.634.526
7Jake Ko2315:16.735.155
8八木 則行2215:35.035.751
9常川 大輔2115:00.235.579
10廣木  大1815:33.935.838
11久本 裕太1515:22.934.473
12横町 悠杜1315:01.735.651
13田中 和哉1207:39.134.947

イベントを締めくくる京商マスターズ恒例のセレモニー“シャンパンファイト”では、どの選手も最高の笑顔で勝利の美酒(ノンアルコール)に酔いしれていた。

最後に今大会の開催に向けて多大なるご協力をいただいた『RC LAND 23』の関係者の皆様、協賛品をご提供いただいたスポンサーメーカー様、ブース出展いただいた小川精機様、そして、本大会の開催にあたりご協力いただいたすべての皆様にこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

INFERNO CARS


USER’s Smile


じゃんけん大会&抽選会