MINI-Z CUP 2024 CHAMPIONSHIP FINALレポート

  • MINI-Z CUP 2024 CHAMPIONSHIP FINAL
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2025.2.15-16  東京都大田区「羽田エアポートガーデン」

MINI-Z CUP 2024 CHAMPIONSHIP FINALレポート

羽田に舞い降りる感動のフィナーレ!記憶に残る感動のクライマックス!

2024年2月15日(土)と16日(日)の二日間、「ミニッツカップ2024チャンピオンシップファイナル」が華々しく開催されました。この2024シーズンを締めくくる頂上決戦の舞台として選ばれたのは、日本の空の玄関口、「羽田エアポートガーデン」。全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭たちに加え、海外からも強豪が集結し、世界のミニッツマイスター達による白熱したレースが繰り広げられた。会場となった空港には、海外からの観光客やミニッツのレースを初めて目にする人々も多く、その圧倒的なスピード感に魅了され、思わず足をとめて応援する観客の姿が数多く見られました。このイベントは、参加した選手のみならず、多くの来場者に模型ホビーの奥深い魅力を伝える素晴らしい機会となりました。

レースだけじゃない! その他のコンテンツも盛り沢山!

会場ではメインレースの熱狂に加え、R/C初心者にも親しみやすい「ミニッツ4×4 トライアルスクール」や、京商が誇る本格R/Cと精巧なミニカーの魅力を堪能できる「展示&即売会」が開催され、来場者の方々に豊かなホビーライフを体験いただく機会となりました。また、オフィシャルスポンサーである近藤科学株式会社様/双葉電子工業株式会社様(順不同)からは、参加選手への手厚いサポートが提供され、二日間にわたるレースは安全かつ円滑に進行しました。

CHAMPIONSHIP FINAL

EVOノービス クラス


EVOノービス クラス
[決勝Aメイン]
第2位 島崎  祐第1位 藤山 良輔第3位 下村 重忠
[決勝Bメイン]
第1位 丸山 大輝
[決勝Cメイン]
第1位 西尾 和樹
[決勝Dメイン]
第1位 Hei Wong

Pos.Driver NameLapTotal Time
1藤山 良輔478'05.060"
2島崎  祐478'06.240"
3下村 重忠468'07.490"
4山田 浩司458'00.910"
5大黒 基弘458'02.070"
6飯田  滋458'03.350"
7山中 隆弘458'04.710"
8富田  渉448'01.570"

レースはポールポジションの藤山選手が先頭でスタートし、島崎選手がそれに続く展開となりました。序盤、島崎選手がクラッシュに乗じて藤山選手を追い抜きましたが、2分後には藤山選手が再び首位を奪還。その後、両選手の激しいトップ争いが繰り広げられ、その差はわずか0.24秒という僅差で推移しました。レースが4分経過した時点で、その差は0.18秒に縮まり、息をのむような接戦が続きました。しかし、5分経過時に島崎選手が再びクラッシュし、藤山選手との差は2.6秒まで広がりました。レース残り30秒、島崎選手は猛追を見せ、差は0.7秒まで縮まりましたが、藤山選手がそのまま逃げ切り、見事優勝を飾りました。島崎選手が2位、下村選手が3位となりました。

ナローツーリング クラス


[決勝Aメイン]
第2位 小森 健男第1位 小泉 大晴第3位 馬見塚 俊介

Pos.Driver NameLapTotal Time
1小泉 大晴488'00.170"
2小森 健男488'08.790"
3馬見塚 俊介478'00.850"
4原竹 寛司478'04.420"
5川染 昭悟478'09.760"
6渡辺 貴裕458'01.040"
7鹿島  淳458'05.210"
8鎌田 岩男254'31.690"

スタートの合図とともに、ポールポジションの小泉選手が先頭を切り、小森選手、原竹選手が追随しました。レース開始から1分後、馬見塚選手が3番手に浮上し、レースの勢力図が早くも変わり始めます。2分経過時点で、小泉選手は圧倒的な走行を見せ、2位以下との差をジリジリと広げていきました。この時点で、その差は0.96秒。しかし、小森選手も粘り強く食い下がり、徐々にその差を縮めます。一方、3番手争いは激化し、原竹選手が再び3番手に浮上。3分過ぎ、2番手を走行していた小森選手がクラッシュに見舞われるも、辛うじて2番手をキープ。しかし、この間に首位の小泉選手はリードを4.9秒差まで広げました。6分過ぎには、首位と2位の差はさらに広がり、6秒差に。7分後には7.3秒差となり、小泉選手は完全に独走態勢を築きました。そのまま安定した走行を続けた小泉選手がトップでチェッカーを受け、2位に小森選手、3位に馬見塚選手という結果でレースは幕を閉じました。

ワイドツーリング クラス


[決勝Aメイン]
第2位 天野 欣司第1位 中尾 友和第3位 片山 和久

Pos.Driver NameLapTotal Time
1中尾 友和528'08.790"
2天野 欣司518'01.830"
3片山 和久508'04.990"
4上林  博508'05.920"
5森  佑太508'06.460"
6内田 善貴508'06.760"
7井塚 琉登508'08.080"
8田中 晃希498'02.430"

ポールポジションからスタートした中尾選手1番がレースをリードし、2番手を走る上林選手が序盤にコースアウト、ウイングを破損するアクシデントに見舞われる。その隙を突いて天野選手が2番手に浮上、トップとの差は0.9秒。レース中盤に差し掛かり、依然として中尾選手が首位を維持し、2番手の天野選手との差は0.75秒と、スタート時からほぼ変わらず、3番手には上林選手がつけていました。 しかし、4番手を走る森選手が猛追し、3番手の上林選手との差はわずか0.28秒。いつ順位が変動してもおかしくない、緊迫した状況に。そして残り3分、トップを走る中尾選手と天野選手のスピードは他を圧倒し、3番手以下を周回遅れにするほどのハイペースでレースを支配。2人のデッドヒートが続く中、3番手争いも激化し、残り1分で片山選手が3番手に浮上。レース終盤、残り30秒でトップ争いはさらに激しさを増し、2人の差は0.2秒に。天野選手が逆転を狙いますが、惜しくも転倒。中尾選手はリードを広げ、そのまま逃げ切り、見事優勝を飾りました。2位は天野選手、3位は片山選手という結果になりました。

オープン クラス


[決勝Aメイン]
第2位 小林 凛太郎第1位 岩田 直哉第3位 山木 幹生

Pos.Driver NameLapTotal Time
1岩田 直哉538'05.470"
2小林 凛太郎538'07.610"
3山木 幹生528'05.780"
4坂本  清518'03.450"
5内田 真悟518'03.510"
6後藤 優介518'10.610"
7Tommy Hung508'03.160"
8塚本 凌平498'04.470"

小林選手がトップで飛び出しましたが、序盤にクラッシュが発生。その隙を突いて、予選3番手の岩田選手が首位に躍り出ます。小林選手は2番手に後退し、3番手には塚本選手がつけました。この時点で、トップ2選手の差はわずか0.6秒。両者は互いに一歩も譲らぬ、ハイペースな走行を続けます。間もなく、香港代表のTommy選手が3番手まで順位を上げ、レースはさらにヒートアップ。2分経過時点で、2番手を走る小林選手にわずかなミスが生じ、その隙を逃さず首位の岩田選手がリードを2秒に広げます。レースは残り5分、3番手争いも激化。山木選手とTommy選手が激しいバトルを繰り広げます。4分経過時点で、トップグループは3位以下を周回遅れにするほどの圧倒的な速さを見せつけ、レースを支配。5分経過時点で、首位の岩田選手と2番手の小林選手の差は2.3秒、3番手の山木選手と4番手の内田選手の差は3.3秒と、それぞれの戦いが展開されます。残り1分、トップと2番手の差は1.9秒に縮まり、3番手と4番手の差は5秒に広がりました。岩田選手は最後まで安定した走りを見せて1位でゴール。2位には小林選手、3位には山木選手が入賞しました。OPENクラスを制した岩田選手には、2025年末に香港で開催されるミニッツカップ香港ファイナルに招待されることになり、香港チームを率いた京商香港代表のケニー氏より出場権とエアチケット&宿泊費が与えられます。

AWD クラス


[決勝Aメイン]
第2位 三次  翔第1位 吉田 悠希第3位 川上  道

Pos.Driver NameLapTotal Time
1吉田 悠希518'05.260"
2三次  翔518'06.170"
3川上  道518'16.180"
4小塩 晋也498'00.120"
5裴  一男498'03.000"
6谷   聡498'04.560"
7大野  仁488'01.690"
8山本 浩司478'00.490"

スタートの合図と共に、1番ゼッケンの川上選手がトップでスタート。3番グリッドからスタートした吉田選手が2番手につけます。スタートから40秒後、トップのマシンがクラッシュに見舞われるアクシデントが発生。このチャンスを逃さず、吉田選手が一気に首位へ浮上。2番手には川上選手、3番手には三次選手、そして4番手には谷選手が続きます。2分経過し、三次選手が2番手に浮上。首位の吉田選手の背後に迫る勢いで追い上げ、その差はわずか0.7秒。3番手の川上選手も1.6秒差で好位置をキープ。レースが中盤を過ぎ、残り4分。首位を争う吉田選手と三次選手は、共に大きなミスなく安定した走行を続けます。その差はわずか0.24秒という僅差のデッドヒート。しかし、ここで三次選手がクラッシュ。それでも順位を落とさず、2番手をキープ。レース終盤、6分経過時点で三次選手が首位の吉田選手の横に並び抜きにかかる。その熾烈な争いに、観客からは思わず「オーッ!」という声援が飛び交いました。しかし、吉田選手は首位の座を譲らず、そのまま逃げ切り優勝を飾りました。2位は三次選手、3位は川上選手という結果になりました。優勝した吉田選手は2023シーズンのAWDクラス王者なので、みごと今回もその実力を見せつけて王座防衛を果たしました。

マスターズ クラス


[決勝Aメイン]
第2位 牛久 英作第1位 黒瀬 将孝第3位 軽部 俊和

Pos.Driver NameLapTotal Time
1黒瀬 将孝468'01.590"
2牛久 英作468'01.740"
3軽部 俊和468'03.520"
4小橋 政志468'05.590"
5伊東 知幸468'06.740"
6先崎 友二468'08.870"
7小泉  学457'54.020"
8小蓑 正樹438'07.990"

ポールポジションからスタートした黒瀬選手がレースをリード。2番手には牛久選手、3番手には小泉選手、4番手には軽部選手と、予選順位通りの展開でレースがスタート。2分経過時点で、軽部選手が3番手に浮上。レース中盤の残り5分の時点で、トップを走る黒瀬選手にミスが発生。しかし、2番手を追走する牛久選手も痛恨のミスを犯し、順位変動には至らず、レースはそのまま進行。この時、両者の差はわずか0.32秒。4番手には伊藤選手、5番手には小橋選手がつけていました。残り時間4分で3番手争いが激化し、伊藤選手が軽部選手にピッタリと食らいつき、激しい攻防戦を繰り広げます。残り2分、2番手の牛久選手が首位の黒瀬選手に猛追。しかし、黒瀬選手も巧みなレース運びでリードを守り、差は縮まりません。そして、レースはクライマックスへ。残り30秒を切ると、軽部選手が驚異的なラストスパートをかけ、トップ争いに加わります。しかし、最終的に順位変動はなく、黒瀬選手が1位、2位には牛久選手、3位には軽部選手が入賞し、レースは幕を閉じました。

ミニッツカップの頂点に立った者たち


激闘を制し、栄光の頂点に立った新たなる覇者たち。彼らの名はミニッツカップの歴史に燦然と輝き、未来永劫語り継がれるだろう。ここに、比類なき偉業を成し遂げた勇者たちの名を深く刻み込み、その栄誉を称えよう。

Concours d'Elegance


ミニッツ愛好家が持ち寄った自慢のマシン達。細部までこだわった仕上げが多く、どれも個性的。その中で、ひときわ輝きを放ち、見事コンクール・デレガンス(コンデレ)の栄冠を手にしたのは天野 欣司選手です。彼の作品は京商審査員だけでなく、多くの人を魅了しました。

天野 欣司 選手(ワイドツーリング クラス)

お楽しみジャンケン大会も実施


熱戦の合間に、興奮冷めやらぬ参加者たちの心をさらに熱くしたのは、恒例のジャンケン大会でした。大会初日のレース終了後、協賛メーカーと京商が提供する豪華賞品をかけて、真剣勝負が繰り広げられました。

舞崎ひろえさん&ラジコンマガジンさん


この度のレースでは、京商アンバサダーの舞崎ひろえさんに出走ボードの掲示から表彰式のプレゼンターまで、多岐にわたるご協力をいただきました。また、ラジコン専門誌「ラジコンマガジン」による参加選手&マシンの撮影、そしてレースの模様は、4月発売の5月号に掲載予定です。熱戦の軌跡を、ぜひ誌面でもご覧ください。


大会開催にあたり、会場をご提供いただいた住友不動産商業マネジメント株式会社様、オフィシャルスポンサーとしてご支援を賜りました近藤科学株式会社様、双葉電子工業株式会社様、そして2024シーズンのミニッツカップを支えてくださった全ての皆様に、心より御礼申し上げます。皆様のご協力のおかげで、素晴らしい大会を開催することができました。誠にありがとうございました。2025シーズンも、皆様に楽しんでいただけるミニッツカップを開催して参りますので、変わらぬご支援とご参加を心よりお待ちしております。

「MINI-Z CUP 2025」はコチラ!

ソウルチーム

ソウルチーム

台北チーム

台北チーム

バンコクチーム

バンコクチーム

香港チーム

香港チーム

北京チーム

北京チーム