ミニッツカップ2006

第8回 ミニッツカップファイナルチャンピオンシップ 2011年2月26日(土)、2月27日(日)
神奈川県横浜市西区みなとみらい「クイーンズスクェア内・クイーンズサークル特設会場」

ミニッツカップファイナル2010 レポート

<ミニッツのトップレーサーが横浜に集結!>

 2010年度のミニッツカップの締め括りとなる、「第8回 KYOSHOミニッツカップファイナルチャンピオンシップ」が2月26日(土)、27日(日)の2日間、横浜市みなとみらい「横浜クイーンズスクエア クイーンズサークル」特設会場にて開催されました。

 2010年度は昨年4月から今年1月までに開催されたミニッツカップ5会場及びミニッツミーティング4会場の合計9会場で開催され、総参加者は1421名。その公式レースにて、上位に入賞した70名によって2日間盛大に行われ、全国各地から集結したミニッツエキスパートたちの熱いレース展開に、選手のみならず会場もヒートアップ!

 今回競われる参加クラスは、チャレンジクラス、レーシングクラス、ツーリングクラス、フォーミュラクラスの4クラス。今大会は公式予選を両日で6ラウンド行い、その中のベストタイムで予選順位を決定。その後勝ち上がりの決勝ラウンドレースを行いました。
 地区ブロック戦とは違い、各決勝メインは上位2名が勝ち上がりとなり、仮に予選ラウンドで調子が上がらなかった選手も決勝ラウンドで活躍することが多いにありうるため、どの選手が優勝するか予測の出来ない大会となりました。


【チャレンジクラス】

 チャレンジクラス予選ラウンドでは、多くの選手が10周の前半タイムをマークしながらも、なかなか11周の壁が破れない状況。そんな中、ベテランドライバーの「乾 易弘」選手が見事11周のシングルタイムをマークし、TQ獲得!しかしながら昨年度のチャンピオン「近田 積治」選手も僅差で2位につける。予選全ラウンド終了した時点で、 11周に突入した選手は5名にのぼり、ファイナルチャンピオンシップに相応しいハイレベルなレースとなった。注目のグランドファイナル決勝レースは10分間の長丁場。スタート直後でTQの乾選手の僅かなミスをついて近田選手がトップにたつ。その後近田選手は終始安定した走りで、後続との差を少しずつ広げ、昨年同様完璧な走りで見事連覇を果たしました!


【レーシングクラス】

 レーシングクラスは大会初日の予選4ラウンド時点ではどの選手も12周には届かない状況。11周のシングルタイムに多くの選手が集中し、走行中のワンミスが命取りで大きく順位が変動するレース展開。 そんな中、予選最終の第6ラウンドにて、ついに「木戸口 強」選手が12周に突入!
 周囲を驚かせ、TQ獲得かと思われたが、この記録に後ヒートの選手も刺激されたか、次ヒートに出走した「高橋 良太」選手が同じく12周に突入し、木戸口選手を抜いてトップに立ち、今度こそTQ決定かと思われたが、幾度となくチャンピオンに輝いている「酒井 国和」選手が同じく12周をマークしTQ獲得!昨日まで暫定11番手から一気に優勝候補の筆頭の大躍進を果たします。
 グランドファイナル決勝レースでは、トップスタートの酒井選手がミス。その間後続車が幾度となく順位の変動があったが、ここ最近の公式レースで好調の「今井 浩二」選手がレース中盤以降、終始スピード、安定感ともに抜群であり、自身初のチャンピオンに輝きました。


【ツーリングクラス】

 ツーリングクラス予選ラウンドも上位陣はどの選手もタイムが拮抗している中、どのラウンドでも常に安定した速さをみせた「大野 仁」選手がTQを獲得。
 その大野選手は続くグランドファイナルになると、スタート直後からぶっちぎりの速さを披露!レース後半には3番手までも周回遅れにし、途中経過の時点ですでに優勝が見えていた。逆に2番手から4番手付近の争いが熾烈を極める状況。結局、危なげない走りで10分間を走りきった大野選手が見事優勝となりました。


【フォーミュラクラス】

 フォーミュラクラス大会初日の練習ラウンドでは、やはり昨年度チャンピオンの「西谷 佳真」選手が速く、今回も優勝候補の1人として注目を浴びます。しかしながら他の選手も予選ラウンドが進むごとに速さを増し、「満留 淳」選手が西谷選手に約1秒の差をつけ見事TQを獲得しました。
 注目の決勝ラウンドでは、スタート直後に西谷選手のマシンがまさかのトラブル!残念ながら戦線を離脱してしまう。後続のマシンもハイスピードで追い上げるが、トップスタートの満留選手は終始落ち着いており、見事に全日本チャンピオンの栄冠を掴みました。

<dNaNoだから“耐久”がオモシロい>

 不定期に開催されるdNaNo24分耐久レースはミニッツカップの中のサブイベントレースとして大人気!  今回は参加人数が多いため2ヒートに分けてレースを行い、合計31台が走行しました! また、今回はミニッツカップファイナルの選手は参加できないため、半数以上が初参加! 誰でも楽しく走ることができるお祭り的なレースとしても敷居が低く、初めてのレースにはうってつけです。 Top3は24分で100ラップ以上をカウントし、これが上位入賞への目安となっています。
 車幅に応じて分けられた3つのカテゴリーがあり、そのカテゴリーが全て混走!カテゴリー2、3でカテゴリー1をオーバーテイクするのもよし、カテゴリー1で頂点を目指すのもよし。長く走れてカテゴリー別のドラマがある。それがdNaNo24分耐久レースの醍醐味です!

<スーパー耐久プロジェクト「KYOSHOアリスモータース」2011シーズンキックオフ!>

 MINI-Z RACERの更なる挑戦として、昨年誕生したキャラクターレーシングチーム「KYOSHOアリスモータース」。
皆様のご支援を頂き、無事2011シーズンも参戦を行うこととなりました。その発表会をMINI-Z CUP FINALイベントとして開催。
 ゲストとして、チーム代表の星名さんとレースクイーンの綾川ゆんまおさんを招き、チームのご紹介やシーズンへの意気込みを語ってもらいました。また、イベントの最後には京商より発売されているスーパー耐久参戦マシンだけを集めたファンランを開催。「KYOSHOアリスモータース」「KYOSHOメーカーズ」「エンドレス」の3車種に加え、実車レースさながらのペースカーによる先導を行い、一足速くミニッツでのスーパー耐久シーズンのスタートを果たしました。

 実車レースとしては2011年4月のツインリンクもてぎからスタート!

 今年もご声援のほど、宜しくお願いいたします。

KYOSHOアリスモータースの最新情報はこちら>>

(ASCもオンラインショップで販売中)
綾川ゆんまお さんのブログはこちら>>
【未来のアイドルがミニッツカップから登場!?】

今回のミニッツカップには、3人のレポーターが体験取材として参加してくれました。
皆さんそれぞれ10代の女の子ということで、R/Cは見るのも触るのも初めて。

体当たりでホビーイベントのレポートを行っていただきました。
もしかしたら、このミニッツカップから“ホビーアイドル”が誕生するかも!?
MINI-Z CUP FINAL 初参戦 選手を密着レポート!
MINI-Z CUP FINAL 2010 最終リザルト
FORMULA CLASS

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 満留 淳 51L 10'02.390"
2 島田 直幸 51L 10'03.790"
3 渡辺 高世 51L 10'08.780"
4 築山 直宏 51L 10'09.090"
5 柳田 剛 50L 10'10.660"
6 西谷 佳真 16L 10'04.380"
■予選レースのデータはこちら(PDF)
■レース総合のデータはこちら(PDF)
RACING CLASS

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 今井 浩二 55L 10'06.240"
2 高橋 良太 55L 10'07.920"
3 木戸口 強 54L 10'01.540"
4 新後閑 翼 54L 10'07.370"
5 酒井 国和 53L 10'02.600"
6 清藤 隆之 53L 10'05.460"
■予選レースのデータはこちら(PDF)
■レース総合のデータはこちら(PDF)
TOURING CLASS

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 大野 仁 53L 10'01.930"
2 片山 和久 52L 10'00.880"
3 浅川 成男 52L 10'08.280"
4 岡本 篤志 52L 10'09.570"
5 菅原 光輝 52L 10'11.360"
6 丸山 貴久 51L 10'00.020"
■予選レースのデータはこちら(PDF)
■レース総合のデータはこちら(PDF)
CHALLENGE CLASS(JSCC)

Pos.
Driver
Lap
Total Time
1 近田 積治 50L 10'01.590"
2 乾  易弘 50L 10'03.530"
3 石井 幸樹 50L 10'07.670"
4 清水 孝一 49L 10'02.530"
5 中島 正幸 49L 10'07.300"
6 浅場 忍 49L 10'08.200"
■予選レースのデータはこちら(PDF)
■レース総合のデータはこちら(PDF)
コンクールドエレガンス

藤田 雅志 選手(フォーミュラクラス)