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モータースポーツ専門誌「Racing
on」の別冊として、1998年に創刊されたWRCとラリーの専門誌のWRC
PLUS(http://as-web.jp/rallyplus/)。今回、編集マン武井英貴さんと、WRCカメラマン小林直樹さんが取材に来てくれた!
また、今回はWRC PLUS編集者 武井さんに、コンクールドエレガンスを選定頂き、その理由をコメントとしていただきました。 |
■コンクールドエレガンスの選出理由
ラジコンと言えばオリジナリティのあるカラーの方がいいのかもしれませんが、ラリー専門誌としてはやはり実際のラリーカーに目が行ってしまいました。なかでも、シトロエンC4WRCにMINIジョン・クーパー・ワークスWRCのカラーリングを施しているこのマシンは、ボディ形状の違いうまく解消されていて素晴らしいデキでした。ベースは2010年末に発表されたプレゼンテーションカーで、ゼッケンなどもありませんが、1970年代にモンテカルロで優勝を飾ったMINIのイメージを踏襲したカラーリングで注目を集めていました。
実は、3月26日発売の「WRC PLUS vol.02」では、まさにこのMINIとWRCの歴史を紐解く特集を予定しています。こちらもぜひご覧ください!
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また、今回のイベントについての感想も頂きましたので併せてご覧下さい。
【3月26日発売! WRC PLUS vol.02をチェックしようぜ!】
皆さん、こんにちは! WRC PLUS編集部の武井英貴です。
今回、ラリーカーがベースのエンジンRCカー「DRX」のチャンピオン大会があると伺い、初めてお邪魔させていただきました。
1/9エンジンカーの走りは初めて見たのですが、エンジン音とエキゾーストが実車のようで迫力満天! 電動RCカーも楽しいですが、あちらはいわばEV車。泥とドリフトとクラッシュが大好きな我々ラリーファンにとっては、尾を引くエキゾーソスト、ストレートで切り替わるギヤの音など、まるで実車のような迫力に、一発で虜になりました!
しかもこのDRXクラスにはジャンプ台とコブがあり、トップを走っていても一回の転倒で順位が入れ替わってしまうという厳しいコンディション。走る側はイヤかもしれませんが、見ている側はハラハラドキドキ、先が読めないレース展開がイイですね。
ランサーWRCやインプレッサWRC、ストラトスなどの車種がなく、シトロエンC4WRC一色だったことは残念ですが、チャンピオン大会ともなれば「勝てるマシン」を選ぶのは当然。実車同様、やはりC4WRCは空力的にも優れているということを、まさか1/9のラジコンで実感するとは(笑)。
まあ、今後の車種展開については、DRXの盛り上がりに合わせてきっと京商さんが色々リリースしてくれるはず。ストラトスなどが戦えるようなレギュレーションや、ランチア・デルタ、トヨタ・セリカといった様々な車種展開にも、勝手に期待しています(難しいかな?)
あとは、実際のラリーと同様にスペシャルステージ方式で、SS1は右回り、SS2は左回り、SS3はショートコースといったかたちででコースを変えてのタイムアタックも面白そう。ミスが許されない状況で、見えないライバルとタイムで戦うのも楽しいと思います。
今年は日本でのWRC開催はありませんが、MINIワークスがついに本格デビューし、シトロエン、フォードと合わせて久々の3ワークス対決になりました。そして来年はフォルクスワーゲン・ポロWRCのデビューも決定していますし、なにやらトヨタのWRC復帰の噂もチラホラ……。非日常の悪路を走るラリーカーのカッコ良さを、「WRC
PLUS」で少しでも感じていただけたらうれしいです。
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