大きな台風が通過した後だったので水面の状態が心配されましたが、多少速めの流れではあるものの波や浮遊物が無く良い状態の水面でレースを開催する事ができ、参加選手の皆さんは思いっきり4ラウンドのレースを楽しんで戴けた様子でした。
<各クラスのレース内容>
■EP-STクラス:
前回の1位殿岡選手、2位鈴木健矢選手、3位松井選手には今回からハンデとしてポイント減点。その状況で2ラウンド目までトップだった鈴木健矢選手が3ラウンド目にリタイヤ!2位だった殿岡選手が逆転し最終4ラウンド目へ。最終ラウンドでは鈴木健矢選手が1位フィニッシュするもあと一歩及ばず殿岡選手が優勝。
■EP-OPクラス:
圧倒的な速さを見せる殿岡選手のFMRですが、1ラウンド目でまさかのリタイヤ。その間に松井選手のジェットストリーム888VEが3ラウンド目までトップをキープ!それを175P差で追う殿岡選手。ついに殿岡選手敗れるか?という状況で迎えた最終ラウンド。しかし、緊張からか松井選手が転覆!リターンに時間が掛かっている間に殿岡選手が逆転優勝!松井選手は惜しくも2位となりました。
■EP-TNクラス:
今回の水面はトンネル船体に好条件のベタ水面。しかし、流れがあるので思ったラインより切れ込んでしまう船体をうまくコントロールできるかどうかがカギとなった様です。リタイヤ艇が出る中で安定感のある走りでフルマークまであと一歩という高得点を出した鈴木健矢選手が優勝。
■GP-18クラス:
好条件にもかかわらず、水流の速さからブイカットが目立つレースとなりました。リタイヤも続出して荒れたレース展開でした。1ラウンド目でトラブってしまった日高選手が400Pを連発して猛追しましたが及ばず、全ラウンドで安定した走りを見せた高木選手が優勝。
■GP-28クラス:
今回最もブイカットとリタイヤが多発したクラスで、順位の入れ替わりも激しく最後まで誰が勝つか分からない面白いレース展開でした。3ラウンド目までトップだった中野選手ですが、最終ラウンドでまさかのリタイヤ!2位につけていた鈴木昭次郎選手が最終ラウンドトップフィニッシュして優勝。5位だった田名網選手も最終ラウンドでトップフィニッシュして2位に浮上。中野選手は3位という結果でした。
■FMRクラス:
各選手の得点が均衡する中、速さこそ無いのですが常に完走、ペナルティなしの鈴木正男選手が優勝!
今回初参加の阿久津選手が2位に。ボートレースの意外性を実証したレースとなりました。