平成28年11月4日〜6日の3日間にかけて、茨城県つくば市の谷田部アリーナ・オフロードサーキットで開催された『第31回 JMRCA 1/10電動オフロードカー全日本選手権』。2WDクラス89名、4WDクラス76名の参加者により、各所で熱戦が繰り広げられました。ここ数年で一気に世代交代が進んだ感のある国内の電動オフロードカーシーン。チーム京商は昨年度の4WDクラス王者である松倉直人選手、過去の全日本選手権で優勝経験がある秋元宏太選手や杉浦悠介選手をはじめとする強力なドライバー体制で挑むとともに、2WDクラスでは『アルティマRB6.6』と昨年度の世界選手権を席巻した『アルティマRZ6』の2タイプ、4WDクラスでは現行モデルをさらにアップグレードした『レーザーZX6.6』という最新モデルを投入。

2WDクラスでは、本年度からチーム京商インターナショナル入りを果たした杉浦悠介選手が予選ラウンドから他を圧倒する走りで予選有効3ラウンドにてトップポイントを獲得し、パーフェクトTQを獲得。決勝Aメインにおいても1ラウンド、2ラウンドともに一度もトップをあけ渡すことなく連取して完全優勝を成し遂げました。
また、総合2位には松倉直人選手が入ってワン・ツーフィニッシュを達成！

続く4WDクラスでもチーム京商の勢いは止まりません。今大会に満を持して投入した最新モデルの『レーザーZX6.6』はコーナリング、ジャンプセクションともにハイスピードでかつ高い安定性を発揮し、予選ラウンドからトップ争いを展開。このクラスでも好調の松倉直人選手は不運なクラッシュなどもあって予選こそ2番手に終わりましたが、決勝Aメインでは本来の実力を存分に発揮。2番手以降に大差をつけて1ラウンド、2ラウンドを連取して圧勝！　
また、総合3位には秋元宏太選手が入賞。これによって、両クラスで2名が表彰台を獲得する好成績を収めました。

あらゆる走行環境下に対応可能な『アルティマRB6.6』と『レーザーZX6.6』。双方のマシンがもつ高いポテンシャルに加え、絶大な信頼性と高い耐久性によって2016年大会は好成績を収めることができました。また、今大会の両クラス制覇をもって、先に開催された1/8GPオフロードカー全日本選手権を含めた国内オフロードカー選手権全クラス制覇という華々しい結果も残すことができました。京商では来年度以降もさらなる活躍ができるよう、商品開発ならびにレース活動を推進していきますので、今後も京商製品をよろしくお願いします。