|
インファーノMP9 TKI4が2クラス制覇の偉業を達成!
2016年9月17日(土)と18日(日)の2日間にわたって千葉県・フタババギートラクトで開催された『平成28年度 JMRCA 1/8エンジンオフロードカー全日本選手権』において、チーム京商インターナショナルの松倉直人選手がオープンクラスを圧勝!
加えて、2015年大会から新設されたスポーツクラスでも杉浦清彦選手が優勝を果たし、インファーノMP9 TKI4が2クラス制覇を達成しました。
OPEN CLASS
松倉直人選手のTQ&優勝とともにインファーノMP9 TKI4が1-2-3フィニッシュで上位独占!
5分間の周回レースを4ラウンド行い、そのうちのベスト2ラウンドのポイント合計で争う形式で行われた大会初日の予選。その第1ラウンドを制したのは、大会前から好調をアピールしていたチーム京商の高城 航選手で、インファーノMP9 TKI4が幸先よいスタートを切る。路面グリップが落ち着き出した第2ラウンドは徐々にペースが上がり、各選手ともベストラップを更新。タイムが拮抗する接戦となったが、無限精機の鶴田絢史選手が制し、1ラウンド目でトップタイムをマークした高城選手が2位でゴール。続く第3ラウンドはキレのある安定した走りと、素晴らしいマシンコントロールを披露した松倉直人選手が奪取。これによってグランドファイナルのシード争いがより熾烈となり、いよいよ最終ヒートとなる第4ラウンドに突入。高城選手、鶴田選手、松倉選手、さらには1〜3ラウンドでコンスタントにポイントを稼いでいた杉浦悠介選手の4人による争いとなったが、松倉選手が2位に約2秒差をつけてトップゴールを果たすとともにオープンクラスのTQを獲得。同時に2位でゴールした高城選手のシードも確定し、インファーノMP9 TKI4がTQとセカンドグリッドを獲得した。
大会2日目は勝ち上がり方式の決勝レースが行われたが、1/2ファイナルから杉浦選手、2015年大会覇者の田中和哉選手、河本 周選手、梶原樹里也選手、河本篤志選手の5選手が勝ち上がりを決め、参加メーカー中最多となる7台のインファーノMP9がグランドファイナルへの進出を果たした。1時間のグランドファイナルは、スタートから松倉選手がレースをリード。他の選手が43秒〜44秒台でラップを重ねるなか、松倉選手は42秒台のスーパーラップを連発。その後も2番手との差を徐々に広げて独走態勢を築く危なげない走行を重ね、終わってみれば全車ラップ遅れにする圧倒的な走りで同カテゴリー初優勝を成し遂げた。その結果、チーム京商は2015年大会に続く連覇を達成。松倉選手おめでとう! そして、ありがとう!
Pos.
|
ドライバー
|
周回
|
ゴールタイム
|
ベストラップ
|
平均ラップ
|
1 | 松倉直人 | 81 | 1:00:31.384 | 42.670 | 44.874 |
2 | 田中和哉 | 80 | 1:00:32.454 | 43.415 | 45.380 |
3 | 杉浦悠介 | 80 | 1:00:44.354 | 43.341 | 45.572 |
4 | 鶴田絢史 | 79 | 1:00:36.249 | 43.467 | 46.057 |
5 | 河本 周 | 78 | 1:00:18.523 | 43.645 | 46.298 |
6 | 梶原樹里也 | 76 | 1:00:14.040 | 43.965 | 47.550 |
7 | 高城 航 | 76 | 1:00:25.232 | 43.747 | 47.755 |
8 | 竹内康久 | 75 | 1:00:08.869 | 43.834 | 48.089 |
9 | 笹津和希 | 59 | 49:39.801 | 43.534 | 50.578 |
10 | 河本篤志 | 31 | 23:58.353 | 43.867 | 46.293 |
|
|
SPORTS CLASS
レース後半の降雨をものともしなかった杉浦清彦選手がステディな走りで戴冠
2015年大会から新設されたスポーツクラスでも4台のインファーノがグランドファイナルに進出。そのスタートは多重クラッシュという波乱の幕開けとなり、TQの小保方 颯選手が順位を大きく落としてトップ争いから脱落。代わってトップに立ったのは2番手スタートの和久井智則選手で、これにインファーノユーザーである杉浦清彦選手と西川信宏選手が続く展開となった。序盤から中盤にかけてはトップに和久井選手、2番手に杉浦選手というオーダーでレースは進行していったが、途中から降り始めた雨で局面はガラリと変わる。コーナーで無理のないベストラインの選択に加え、ジャンプでは“飛ぶところは飛ぶ”というメリハリのある走りに徹してミスを最小限にとどめていた杉浦選手が29周目、ついに和久井選手を逆転してトップに浮上! その後も2番手まで順位を上げてきた小保方選手の追撃をかわし、トップのままチェッカーを受けた。杉浦選手おめでとう!
Pos.
|
ドライバー
|
周回
|
ゴールタイム
|
ベストラップ
|
平均ラップ
|
1 | 杉浦清彦 | 55 | 45:37.284 | 46.383 | 49.776 |
2 | 小保方 颯 | 55 | 45:41.219 | 44.538 | 48.652 |
3 | 和久井智則 | 55 | 45:49.743 | 46.121 | 50.047 |
4 | 大森雅之 | 54 | 45:09.722 | 46.321 | 50.131 |
5 | 古谷卓一 | 54 | 45:43.547 | 46.327 | 50.746 |
6 | 西川信宏 | 54 | 45:52.510 | 47.339 | 50.984 |
7 | 小林宏一 | 53 | 45:18.954 | 47.609 | 51.238 |
8 | 黒羽浩史 | 52 | 45:25.220 | 46.412 | 52.332 |
9 | 上野博幹 | 52 | 45:32.413 | 47.516 | 52.581 |
10 | 飯田勇一 | 51 | 45:10.825 | 46.657 | 53.182 |
|
|
最後に、この場を借りて運営を実施していただいた皆様、そして、すばらしいコース整備を実施していただきました皆様へ厚くお礼申し上げます。