KYOSHO CUP 2016 FINAL CHAMPIONSHIP
第23回 京商カップ 2016
ファイナルチャンピオンシップ
レースレポート
on 2017.3.18(土)19(日)
at 神奈川県厚木市・京商サーキット
“聖地”京商サーキットで3年ぶりの開催となった頂上決戦
2016年度で23回目を迎えた京商カップ。北海道、北日本、関東、中京、関西、中国、九州の全国7ブロックで開催したオフィシャルレースの上位入賞者による頂上決戦となる『京商カップ2016 ファイナルチャンピオンシップ』が3月18日、19日の2日間にわたって開催された。
戦いの舞台となったのは2014年度大会以来、3年ぶりの開催となった京商サーキット。大会前にはコースレイアウトを変更してレースのイコールコンディション化を徹底。これによって、よりエキサイティングでより白熱したバトルが各所で展開された。
また、レース開催期間中は掘り出しものやレアアイテムを多数用意した京商お宝ジャンク市、陸・海・空のR/Cモデルに加えて貴重なビンテージモデルも展示された京商ギャラリー、DRONE RACER&スロットカーカレラの体験操縦、DRONE RACERのデモレースなど、レース以外のコンテンツを多数用意。すべての来場者に楽しんでいただけるような催し物も大盛況となった。
※予選・決勝の全リザルトは下記URLを参照ください。
(http://www.myrcm.ch/myrcm/main?hId[1]=org&dId[O]=25814&pLa=jp)
“より多くの方々にR/Cの楽しさを知ってほしい”という弊社の想いに賛同いただき、2016年度の京商カップ関東ブロックに続いて、メインスポンサーとして大会をサポートしていただいたのが、技術者派遣でおなじみの人材派遣会社『スタッフサービス・エンジニアリング』様。ミネラルウォーターやR/Cカーボディにジャストフィットするスペシャルステッカーなどをエントリー受け付け時に配布いただき、レース後の恒例ジャンケン大会でもピットボックスとお米券をご協賛いただいた。
また、今大会ではオフィシャルスポンサーである双葉電子工業様、三和電子機器様、近藤科学様の送信機メーカー3社、国産エンジンメーカーの老舗である小川精機様、スケール感の高いボディでおなじみのABCホビー様がブースを出展、手厚い選手サポートをいただいた。さらに、R/C専門誌のRCマガジン様とRCワールド様の2誌にご取材をいただいた。
今大会にご協力いただきましたスポンサー様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
Concours d'elegance
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Entrant Voice 1
木下みつひろ 選手
DRX GPチーム戦に参戦の木下選手は、実車のレーシングドライバーとしてもおなじみ。「実車とR/Cカーは通じるものがあってすごく勉強になるんです。他の選手にセッティングを聞くことも多いのですが、“そんなことまでしているんだ”って本当に驚かされっぱなし。だから、R/C歴は30年以上と長いですが、いまだに極められません(笑)。でも……極められないからこそ、いつまでもやり続けられるし、それが楽しいんだと思います」
Entrant Voice 2
前田優斗 選手
「R/Cカーも含めてクルマが大好き」と語る父・明伸さん(左)の影響でR/Cカーを始めた小学6年生の前田選手。R/Cカー歴は2年と短いものの、京商カップファイナルは2回目の出場というセンスのよさ! そんな前田選手は「R/Cカーのレースはすごく緊張するけど、それ以上に操縦することがおもしろいし、他の選手と競争するのも楽しいです。だから、ゲームをすることよりもR/Cカーの操縦に夢中です」とR/Cカーの魅力を語ってくれた。
Entrant Voice 3
本房 健 選手
「仲間とワイワイ楽しめるところがR/Cカーの最大の魅力だと思っていますし、レースで人と競うことって、すごく非日常的な出来事だと思いませんか? 普段なら決して体験できないことが、R/Cカーでは比較的簡単に体験できてしまうんですから。いったんはR/Cカーから離れていましたが、そんなところに惹かれたこともあって、約30年間ずっと趣味として続けているんでしょうね」
Entrant Voice 4
所 凉生 選手
「お父さんがR/Cカーを走らせているのを見ていて楽しそうだったから」とR/Cカーを始めたきっかけを教えてくれたのは、小学5年生の所選手。今回はEPバギージュニアクラスに見事優勝を果たしたが、他にもガンベイドやV-ONE R4を走らせているという。「R/Cカーはゲームと違って迫力があるし、操縦している感もゲームよりあります。人と競うのも楽しいですので、今後もR/Cカーを趣味として続けていきたいと思っています!」
Entrant Voice 5
Team HONDA
「京商カップのよさは“チーム戦”ということ。目標を立てて、それに向かって戦略を練ってレースで実践するプロセスがおもしろい。しかも、GPカーのレースは長丁場なので戦略を練るうえでは給油のタイミングやタイヤのグリップなども考慮しなければならない。そういう点においては、実車感がすごくあると思うんです。だから、僕たちは“小さなスーパーGTを戦っている”と思っています」とは丸山泰佑選手(左)& 青木京市選手(右)