KYOSHO CUP 2016 |
2016.10.8 埼玉県「グリーンパークスピードウェイ」 |
「KYOSHO CUP 関東ブロック グリーンパークスピードウェイ」 サタデーレースレポート(土曜日)
10月8日(土)・9日(日) 埼玉県飯能市にある「グリーンパークスピードウェイ」にて、京商カップ第6戦目の関東ブロックがスタッフサービス・エンジニアリング様スポンサーにより開催された。会場となったグリーンパークスピードウェイは常設コースで、圏央道・青梅インターから近く関東近郊以外からの参加選手も多くありました。
今シーズンも残り2戦となり、ファイナルへの代表権を狙う選手が白熱したレースを展開する中にも、大自然の中での開催という事で和やかな雰囲気でレースが行われた。
大会初日は朝から生憎の降雨となり、路面状況の好転が見込まれないとのオフィシャル判断により、EPミニクラスは残念ながら中止とるが、『DRX GPチーム戦』(12チーム)、『EP BUGGY一般』(16名)、『ピュアテンGPシリアス』(16名)の3クラスが開催されました。
〈DRX GPチーム戦 決勝Aメイン〉
レース開始早々、「ヒライシ2001S」の山西親子の息子さんがトップに踊り出る。ベストLAPは22秒78と、この中での最速タイムをマーク。2番手と3番手の「MAKINO R&D-J」の差は0.2秒という僅差。4番手「嘉藤商店」は3番手との差1.7秒。まだ上位陣はあまり差がない状況。5番手は「チームスカイA」、こちらはトップから16秒差で、ここまでが同周回を走行中。レース開始から3分、「チームスカイA」が4番手に上がる。そして2番手の「MAKINO R&D-J」がベストLAPを22秒57に更新。だが次の周回ではトップを走る「ヒライシ2001S」が、負けじとベストLAPを21秒90へ更新。2番手との差を9.8秒に広げる。3番手は「plus system B」、こちらはトップとの差が約10秒。4番手は「チームスカイA」、5番手は「嘉藤商店」。6番手「E.P.S.2in1 R」となっている。
スタートから4分経過、上位陣に大きな変動はなく「ヒライシ2001S」が依然トップ。2番手は「MAKINO R&D-J」。3番手「plus system B」。
7分が経過し各チームそろそろ給油のタイミング。このクラスでは8分〜12分の間でドライバーチェンジを行う事が義務づけられている。給油と同時にドライバーチェンジも行うのがタイムロスを少なくする戦略にもなってくる。
トップ「ヒライシ2001S」は20周目へ突入、2番「MAKINO R&D-J」との差は11秒まで広がる。3番手「plus system B」は2番手と10秒差。その後ろ「チームスカイA」は3番手と8.5秒差。
9分経過しトップが24周目をクリア。しかし2番手「MAKINO R&D-J」の猛追で差がほとんどない接戦状態。
10分経過、ここでレースに動きが出始め「MAKINO R&D-J」がトップに浮上。2番手「ヒライシ2001S」とは0.4秒差。また3番手「plus system B」も追い上げ、トップとは3.7秒差。いずれも上位2チームのファイナル代表権をかけて激しいレース展開になってくる。
12分経過し全チームのドライバーチェンジが完了。トップは「MAKINO R&D-J」が走行。この後どのような展開になるのかと思った矢先、2番手に「plus system B」、3番手に「チームスカイA」が上がってくる。先程までトップだった「ヒライシ2001S」は4番手へと順位を落としてしまう。
ここからトップグループは安定した走行で、順位に変動がないまま残り時間1分に突入。その後は波乱は起きず、丁寧な走りを続けた「MAKINO R&D-J」が1位、「チームスカイA」が2位となった。
第2位 チームスカイA | 第1位 MAKINO R&D−J | 第3位 plus system B |
Pos. | Team Name | Lap | Total Time | Best Time |
1 | MAKINO R&D−J | 50 | 20:06.128 | 22.109 |
2 | チームスカイA | 50 | 20:17.329 | 22.029 |
3 | plus system B | 49 | 20:01.003 | 22.350 |
4 | ヒライシ2001S | 46 | 20:20.400 | 21.902 |
5 | plus system A | 44 | 20:09.661 | 21.481 |
6 | 嘉藤商店 | 43 | 20:15.468 | 23.706 |
7 | クムホタイヤ | 38 | 20:01.182 | 21.801 |
8 | E.P.S.2in1 R | 29 | 16:44.058 | 22.856 |
9 | コバチ | 29 | 17:23.055 | 22.870 |
10 | チームTKR | 24 | 20:21.128 | 24.006 |
〈EPバギー 一般 決勝Aメイン〉 まずは1周目を帰ってくるのは中島選手、2番手は竹内選手、3番手 相嶋選手、4番手 古川選手、5番手 高橋選手といった流れ。2周目をトップで帰ってくるのは変わらず中島選手。だがここで大波乱、ポールポジションの鈴木厚紀選手が最後尾へ後退。ここからどこまで追い上げられるのか!?中島選手が3周をクリアし依然トップを走行し、ベストLAPは28秒39。そして2番手には相嶋選手が浮上し、トップとの差が2.2秒。3番手は古川選手で2位との差は0.2秒、ここまでがファイナルへの代表権を獲得できる順位となる。4番手が高橋選手で3番手との差が1.0秒。5番手は國井選手、6番手 竹内選手、7番手 山西選手、8番手 杉尾選手、9番手 鈴木義昭選手10番手 鈴木厚紀選手といった順位。開始2分を過ぎたとこで2番手に古川選手が浮上。トップは変わらず中島選手だが、少しずつ差を詰める古川選手のプレッシャーに耐えられるのか!?だがトップを狙う選手にもう一人、国井選手がここで2位へと浮上し、熾烈な2番手争いが繰り広げられる。トップとの差は5.8秒、タイム差はあるが勢いのある2位、3位の二人に油断は出来ない状況。時間は4分を経過しレースも折り返し地点、トップを走る中島選手は9周をクリア。2番手が國井選手、トップとの差が4秒でジワリジワリと差を縮めてくる。3番手は古川選手で2番手との差が3.5秒、2番手の國井選手はレースを少し有利に進めだしたか!?4番手は杉尾選手で3番手との差は3秒。5番は相嶋選手で4番手との差は0.7秒。時間は6分を経過し残り2分、ここで3番手の古川選手が4番手へ後退、3番手には杉尾選手が浮上。代表権を獲得する為、絶対に負けられない戦いだ!残り時間1分、依然トップは順位不動の中島選手が15周をクリア。それを追う2番手は國井選手、その差は1.6秒。少しのミスで順位が入れ替わってしまう激戦だ。3番手は杉尾選手。と、ここでタイムアップ!このレースで終始安定した走りの中島選手が1位、途中何度もトップを追いつめたが惜しくも2位は國井選手、そしてレース開始時は6番スタートし、中盤では4番手、そして最後は3番手でフィニッシュした杉尾選手が3位となった。
第2位 國井 英二 | 第1位 中島 徹 | 第3位 竹内 良友 |
Pos. | Team Name | Lap | Total Time | Best Time |
1 | 中島 徹 | 18 | 08:28.315 | 27.394 |
2 | 國井 英二 | 18 | 08:35.559 | 27.294 |
3 | 杉尾 隆史 | 17 | 08:00.139 | 26.504 |
4 | 竹内 良友 | 17 | 08:30.431 | 27.538 |
5 | 古川 将史 | 17 | 08:34.699 | 28.290 |
6 | 山西 将人 | 16 | 08:19.859 | 28.016 |
7 | 高橋 功二 | 16 | 08:27.593 | 28.210 |
8 | 鈴木 厚紀 | 15 | 08:24.184 | 28.846 |
9 | 相嶋 信一 | 14 | 06:58.398 | 27.688 |
10 | 鈴木 義昭 | 12 | 08:06.937 | 28.100 |
※代表権 繰り上がりで2位、3位、5位に決定
〈ピュアテンGPシリアス 決勝Aメイン〉
レース開始で安達選手が先頭に抜け、そのすぐ後ろに1.2秒差で川本選手が続く。だがレースは始まったばかりで団子状態、すぐにオレンジ色のマシンを使う川本選手がトップへと入れ替わる。抜かれた安達選手も離されまいと必死に追いかける。その2台を追うのは3番手 中島選手、4番手 小林選手、5番手 上ケ島選手、6番手 竹内選手と続く。11周目でトップの川本選手がベストLAP18秒48を出してペースを上げてくる。2番手 安達選手も負けじと18秒53をたたき出す。2台の差は1.3秒差。3番手の中島選手は2番手と6.6秒差。その後ろ小林選手が3番手と4.2秒差。更にその後ろを1秒差で竹内選手と上ケ島選手が追う展開。
レース開始3分、1番手 川本選手と2番手 安達選手のトップ争いが続く、その差0.7秒。そこから約1分、トップの川本選手にクラッシュがあり、その隙に安達選手が抜き去る。3番手は中島選手で変動はないが、ここで4番手に竹内選手が上がってくる。
開始6分が経過、トップ争いは5.4秒差と少し広がりをみせる。7分30秒が経過しトップ安達選手がベストLAPを18.5秒に更新。だが2番手の川本選手もベストLAPを17.84秒へ更新。この2台がレースを引っ張っていく流れとなっている。
9分経過しトップの安達選手は快調に30周目に突入。2番手の川本選手とは9.7秒差。10分経過しトップの2台が共にベストLAP17秒台にて走行。3位以下を大きく引き離し、安達選手と川本選手による優勝争いに絞られたように見えてくる。ファイナル代表権は3位入賞者までに与えられる、その3位を巡って中島選手と上ケ島選手の争いも目が離せない。その差は8秒だが1回のミスで順位に変動が出るのは間違いない。
残り2分、2番手の川本選手は更にベストLAPを17.6秒に更新。トップ安達選手との差は5秒差と若干縮まる。残り時間30秒ではトップとの差を3.3秒と更に詰めたが、安達選手が最後まで逃げ切り1位、惜しくも川本選手が2位、そして残りのファイナル代表権を賭けて争われた中島選手と上ケ島選手による熾烈な3位争いを制したのは中島選手となった。
第2位 川本 匡孝 | 第1位 安達 明夫 | 第3位 中島 徹 |
Pos. | Team Name | Lap | Total Time | Best Time |
1 | 安達 明夫 | 48 | 15:08.391 | 17.690 |
2 | 川本 匡孝 | 48 | 15:11.466 | 17.633 |
3 | 中島 徹 | 45 | 15:05.839 | 18.977 |
4 | 上ケ島 学 | 45 | 15:15.097 | 19.116 |
5 | 小林 匠 | 44 | 15:03.630 | 19.080 |
6 | 秋山 博志 | 43 | 15:16.342 | 19.074 |
7 | 市村 佳代子 | 41 | 14:48.995 | 19.307 |
8 | 清水 秀男 | 38 | 15:18.082 | 19.224 |
9 | 竹内 良友 | 34 | 15:20.114 | 18.477 |
10 | 福島 資和 | 0 | 00:00.000 | 0.000 |
※予選・決勝の全リザルトは下記URLを参照ください。
http://www.myrcm.ch/myrcm/main?hId[1]=org&dId[O]=25814&pLa=en
マキタ(DRX GP クラス)
レース終了後には、スポンサーメーカー様から御協賛いただいた賞品を抽選会で使用させて頂き、皆様に喜んで頂きました。
多くの方々にR/Cの楽しさを知って頂きたいという弊社の想いに御賛同頂き、今回の京商カップ関東ブロックでは技術者派遣でお馴染みの人材派遣会社「スタッフサービス・エンジニアリング」様によるスポンサードで開催する事が出来ました。
また選手達へミネラルウォーターを準備して頂き、エントリー受付時に皆様へお配りさせて頂く事ができました。更にレース後の恒例ジャンケン大会では、ピットボックス及びお米券を御協賛頂き、参加者の方々に大変喜んで頂く事が出来ました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。