去る年3月9日(土)から10日(日)の2日間にかけ、第19回「京商トロフィーファイナルチャンピオンシップ」が神奈川県厚木市「京商サーキット」にて開催された。昨年は地区大会の5会場を転戦し、合わせて、公認の地元CUPで運営されるシリーズ選の上位入賞者たちが、北は北海道から、南は九州までファイナル大会への切符を手にした猛者たちが一同に集結した。
オフィシャルスポンサーのブース出展も行われ、今大会は送信機メーカーの双葉電子工業株式会社、三和電子機器株式会社、近藤科学株式会社 各社ブースに加え、国産エンジンメーカーの老舗、小川精機株式会社、そして株式会社ABCホビーもブース出展に加わり、手厚い選手サポートを頂いた。
そして、日曜日は京商チームインターナショナルのワークスドライバー、“下 高章選手”もサポートコーナーを展開。多くのユーザーへアドバイスとコミュニケーションを実施。
専門誌のラジコンマガジンさん、ラジコンワールドさんにもご取材頂きましたので、詳しくは5月号をチェックしてください。
また、今年はトヨタ自動車が運営するカーライフをはじめとした総合車情報・検索サイトGAZOO.comさんにもご取材頂きましたので、コチラも是非、チェックしてください。(http://gazoo.com/Campaign/20130405/)
今大会も参加選手だけでなく、一般来場者の方も一緒にイベントが楽しめる大会として開催され、恒例の大型販売コーナー「京商市」の出店。ラジコンカーの特価販売やラジコンくじで来場者を多く募った。またメインレース以外に京商社屋のスペースを活用してミニッツレーサー、そして話題の新製品「ミニッツMOTOバイク」とスマートフォンなどで操縦できる「AR Drone 」のデモ&体験コーナーの展開に加え、昨年末に発売したスロットカー「D slot」の体験コーナーもオープン。選手の家族連れや近隣のご来場者達が初めて触れるRC、スロットカーに終始夢中になって走行させている姿が見られました。
さて、決勝の日曜日は春一番?(花粉に砂に粉塵が舞う異様な日本列島)の例年にない強風が吹きあれた中、どのクラスも見応えあるレースが展開された。コースは京商サーキットを走行している選手も戸惑うよな、追加フェンスによる特設レイアウトに変身し、いつものリズムで走行する選手には、そのトラップに悩まされていたようだった。各クラスのグランドファイナルでは接戦や逆転劇が随所に見られたが、やはり、2012年度のメインカーのDRXが大盛り上がりを魅せた。エンジョイクラスの決勝は、終盤にトップに躍り出た“ GGR & 東田鉄工チーム”ゴール直前にいやらしく設置されたパイロン群に足をすくわれてしまい、その横を“横山鋼業”がトップウィンを飾るドラマが起こる。また、シリアスクラスでは京商トロフィーの常連チームの“フジモデルR”が中盤まで快調な走りを披露していたものの、生憎の転倒やマシンのボディが外れてしまう不運に見舞われて後退。そこに、こちらも京商トロフィーの強豪チームのMAKINO R & Dチームが抜き去り勝負あり!嬉しさ満点のウイニングランで2012年のファイナルを締めくくり、歴史の一幕となった。最後にこの京商トロフィーレースに1年間参加してくれた選手の皆さんに心から御礼申し上げます。2013もスタートし、カテゴリーも新たに!今シーズンもまた一緒に楽しみましょう!