2nd International Mini-Z Masters in Germany 

第2回を迎えた、「Mini-z世界マスターズレース」

世界のミニッツレース! ■ドイツ・シュトゥットガルト編

世界中にファンを作っているMini-Z。その人気は、実車の自動車の本場ともいえるドイツでも絶大です。レースも頻繁に行われていますが、中でも「Mini-Z世界マスターズレース」と名付けられたイベントは、ドイツ中からたくさんのミニッツオーナーが結集する大会として、ドイツを始め、ヨーロッパでも有名なイベントです。今年、第二回を迎えたこのレースが、シュトゥットガルトで開催されましたので、日本の皆様にその様子をお伝えしましょう。

シュトゥットガルトといえば、実車ファンならおなじみの地名。あのポルシェやメルセデスが本拠地を構える、車界の聖地ともいえる都市です。そして、世界に冠たる2大メーカーから、わずか5キロほどの会場が今回の舞台となりました。ここには歴史的な建造物も多く、観光地としても人気のある、広大でユニークな場所です。
参加者や観戦者にとって、イベントを楽しむのに最高のロケーションだったといえそうです。

特設コースは、3つの大きな京商 Mini-Zトラックと6つのエクステンションキットを混合させた、112平方mの巨大なサーキット。その規模の大きさは、誰もが驚くほどで、パームトップサイズのMini-Zレーサーには十分すぎる広さです。

会場では他のイベントも行われており、「Mini-Z世界マスターズレース」は、2日間の日程で行われました。参加国はオーストリア、ドイツ、チェコ、ルーマニア、オランダ、ベルギーなど7カ国。参加者は100人近くという、盛大な大会となりました。レース構成は4カテゴリーで、スタンダード、エキスパート、LM body, そしてフォーミュラ1での戦いです。

2日間のレースは実にハイレベルなバトルの連続となりましたが、レース以外ではお楽しみイベントもいくつか用意し、参加者に心ゆくまで2日間を楽しんでいただきました。土曜日の夜にはドライバーパーティーを開催。さらに日曜日にはビンゴ大会で盛り上がり、 Mini-Zを通して、多くの友情をはぐくむことが出来ました。 さらに、Mini-Zの人気の高さも、今まで以上に実感することが出来る大会となりました。これからの発展にも、努力を惜しまないぞと言う決意を新たにさせてもくれるものともなりました。

レースはMini-Zとチームオリオンの組み合わせによる高性能な走りに注目が集まり、結果、レーサーの90%が、チームオリオンのバッテリーをチョイスしてレースに臨むという興味深い傾向を見せてくれました。

今回のレース参加はオンラインでの申し込み方法をとったのですが、募集開始後、わずか2時間で予約は満杯。本当にMini-Zの人気は凄まじいものがあります。しかし、たくさんのオーナー&ドライバーが存在しているからこそ、レースの楽しさが増幅されるのは間違いのない事実。Mini-Zならではの奥深い世界の秘密はこの人気にも起因しているのだといえるでしょう。そこで関係者は来年の大会では、3日間のレース日程で150人のドライバー参加を目指すことにしました。2009年末には2010年度のレース情報が決定しますので、すぐにお知らせいたします。ぜひ日本のドライバーにも参戦していただけることを願っています。あなたのMini-Zと一緒に、どうぞドイツへいらしてください!

※詳細やその他の写真はこちら>> http://www.kyosho.de/event/index.php?report_id=493 (ドイツ語)