三葉杯 


中国「三葉杯」にTaem KYOSHOの金井、宮下両選手が参加!

■ 2007年1月27日(土)・28日(日)   中国・HAPPY DRAGONレーストラック

中国は深センに本拠を置く中国老舗エンジンメーカー″三葉精密機械主催によるレース三葉杯が1月27〜28日にかけて盛大に開催された。
会場となったHAPPY DRAGONレーストラックはオンロードとオフロードが隣接されており、レースは27日の土曜日は1/10GPツーリング、28日の日曜日は1/8バギーという日本では珍しいスケジュールで行なわれた。事前のエントリーでは両クラスともに60名を予定していたが、あまりにも申し込みが多かったために急遽両クラスともに90名まで枠を広げるなど、RC人気の高さが伺える。
 参加者は中国全土はもとより香港、マカオ、タイ、オーストラリアから一同に集結、インターナショナルレースの雰囲気が漂う。日本からはTeam KTOSHOの金井、宮下選手のほか中国に赴任している日本人選手も数名のエントリーがあった。


GPツーリングに宮下選手が参戦!!

土曜日のGPツーリングは10分間の予選ヒートを2回行なった後、勝ち上がり無しの全員決勝というスタイル。ここでは宮下選手が注目を集めたが、予選1回目ではガス欠でエンストし下位に沈む。しかし、予選2回目ではプレッシャーをはねのけて見事逆転TQを獲得した。
 40分間のAメインではポールポジションからスタートした宮下選手が後続を引き離し快走するが5分経過時点の給油でエンスト。復帰に手間取り大幅にポジションを落してしまう。以後給油タイミングを4分30秒ごとに変更するが、結局この作戦変更があだとなり、激しく追い上げるものの届かず2位でフィニッシュ。優勝は香港から参加にNIKI選手であった。

1位:コウ 嘉奕(香港/SERPENT720)
2位:宮下 崇(日本/KYOSHO V ONE RRR)
3位:黄銘忠(コウ・メイチュウ)(香港/KYOSHO V ONE RRR)



オフロードは金井選手が激戦を制す!!

明けて日曜日の1/8バギーレースは元ワールドチャンプの金井選手の走りを一目見ようとギャラリーが集まった。そんな中、金井選手は期待通りにワールドクラスのテクニックを披露。予選ではブッチギリのTQを獲得。前日のツーリングと同様のスケジュールで行なわれた決勝では、レース序盤ロッシを駆るゼッケン3の選手が金井選手に追いすがるものの8分経過時点でエンストで後退。以後危なげない走りで40分を走りきった金井選手が1/8バギーを征した。


【金井選手のセッティングシートはこちらから】

1位:金井祐一(日本)
2位:Sam Poon(香港)
3位:Nattom Soorapanthu(タイ)