フランス中部、ル・マン市近郊の公道を閉鎖し、レース開催時のみ使用した一周13,605m(2007年現在)という世界有数の距離を誇る“サルト・サーキット”。この地を舞台に毎年6月開催されるのが“世界一偉大な草レース”こと「ル・マン24時間耐久レース」です。その歴史は、第一回大会の開催が今を遡ること80余年前の1923年という、まさに伝統に彩られたレース。その時代時代に生み出された最高峰のマシンの姿は百花繚乱の華やかさですが、それらが24時間を、いかに週回数を重ね走りきることができるか、という過酷さをもはらんでいます。レース期間中は世界中から約40万人の観客が訪れ、またそのレースの模様は世界中に配信されています。
24時間を走りきるためにはマシンの速さだけではなく、ドライバーのテクニックやレース戦略の構築、マシンの耐久性、そしてトラブルに対処する技術力とチームワークという“総合力”が要求され、これはまさにモータースポーツの真髄が凝縮されたレースといえるでしょう。ル・マンで勝つこと、すなわち世界最高峰の証明であり、その唯一無二の栄誉を獲得するために、世界中の自動車メーカーやレーシングチームが挑み続けるのです。
インフィールドのミニマムモータースポーツとも言うべきミニッツレーサーが、そんなル・マンのマシンをラインナップ。その魅力的なフォルムとディテールを実車に負けない戦闘力とともに再現しました。ドラマチックなル・マンの歴史を胸に、飾っても、走らせても楽しめるミニッツレーサーをお楽しみください。
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