WEB: そして機体そのものも極限の軽量化が施されているそうですが。
濱崎:
2006年の夏頃に最終に近いプロトができたんですが、プロポやモーターレスでの重量が約5.5gでした。それが市販最終仕様では4.5gにまでシェイプアップしています。軽ければラフな接地にも壊れにくい。だから各部を薄くしたりすることで、さらに極限まで軽くできました。
WEB: スケール感にもこだわりがあるそうですが。
濱崎: ただ飛ぶだけという妥協はしたくなかったんです。スタイリッシュなフォルムのものが飛ぶ。これは外せなかった。だから飾っても楽しめるクオリティにこだわりました。さらに京商にとっては創業当時の思い出も詰まっているセスナセンチュリオン※をモデル機にしました。ミニュームプレーンシリーズにかける当社の思い入れを、その点でも評価いただければと考えています。
(※創業間もない頃発売したセスナセンチュリオンのR/Cエンジンプレーンが世界的に大ヒット。京商ブランドを広めるのに大いに貢献しました。)
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WEB: 機体スタンド兼用充電器もその考えの延長線上にあるんですか?
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充電用の単3アルカリ乾電池4本をセットした機体スタンド兼用充電器により、約20分で満充電。 |
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濱崎: ええ。飾っていただきやすくするための工夫です。充電器も兼ねれば、大がかりでなくなるので、気軽さがより増すと思ったのですが、いかがでしょうか?
WEB: バッテリーはリポですよね?
濱崎:
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この小さなバッテリー1本で、宙返りも可能なパワーと、最長15分以上のロングフライトを実現。 |
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開発が進むにつれて、ちょうど高性能で安全性にも配慮できるリポバッテリーが出現し始めまして、まさに時代が後押ししてくれる形で本機の高性能化に役立ちました。京商ならではの安全策も講じていますので、リポならではの、軽量小型で高出力かつ大容量というメリットを、簡単に使いこなしていただけるはずです。
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