小ささとスローフライトへのこだわりが、R/Cプレーン史上かつてない面白さを実現した! 濱崎 剛志

WEB:
サーボ2個と受信機、アンプが入っているとは信じられない機体スペースですよね。


濱崎:
各パーツの小ささの追求と基盤の一体化が実現の鍵となりました。さらにサーボは回転運動の形式では、ホーンを大きくしないと動翼に十分なトラベル(舵角)を与えられない。そうするとサイズが大きくなってしまいます。そこでスライド式ホーンを開発しました。このおかげで、舵角のエンドポイント付近でもきっちり動作量を確保できるという副次的メリットももたらしました。

スライド式ホーンのサーボで十分なストロークと優れた操縦性を獲得。すべてを一体化して超軽量化を実現。
 
■軽さを極めた各パート。センチュリオンへのこだわり

WEB:
動力となっている6mm径のモーターは携帯電話と関係があるとか・・・。


濱崎:
そうなんです。携帯電話の振動用モーターです。軽くてトルクがあって、しかも消費電力が優れていることから採用しました。最高のマッチングを見せています。これにギヤダウンユニットを介して、95mm径のプロペラを回しています。最初は2.5:1の、今よりハイギヤードな設定で、小径ペラを回していましたが、それだとスローフライトにできない。試行錯誤の上で現状のギヤレシオとプロペラになりました。サーボ用はさらに小さい同種のモーターを使用しました。

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