去る4月13日(日)、広島県神石郡神石高原町で開催された自動車とバイクの祭典イベント「車輪村」の会場内にて、ミニッツミーティング in 車輪村が開催された。 この車輪村での開催は昨年に続いて2回目。会場の外は冷たい雨が降る中、広島県、岡山県を中心として中国地方、四国、九州から合計93名の選手が参加した。
本大会では「ノービスクラス」「フォーミュラクラス」「JSCCクラス」の3クラスを開催。2014年ミニッツカップレギュレーションによる初めてのレースとして、全てのクラスで白熱したレースが展開された。
また、JKB 女子RCクラブの今橋彩佳選手もノービスクラスへエントリー。ジュニアドライバー、女性ドライバーに混ざってレースを盛り上げた。
2014年のレギュレーションで変更となった大きなポイントとして、練習走行、予選のレース時間が2分間から3分間へ延長。更にレースの走行台数が6台から8台へ変更されたことが挙げられる。また決勝は全員決勝を行い、イベントへ参加した選手が昨年までよりも長い時間走行を楽しむことができるように配慮された。
コースレイアウトは公式レースでは最大規模となる13m x 8.5m。コースには45度、大型S字コーナーなど新しいパーツを導入。緩やかなコーナーを繋げ初心者にも分かりやすいレイアウトとされた。
また、JSCCでは初めてブラシレスモーターの使用が認められたが、コースが高速タイプであることから、多くの選手が立ち上がり加速よりも最高速を重視したブラシモーター(ノーマルモーター)を使用。今後のレースではブラシモーターとブラシレスモーターとの差を縮めるようなレギュレーション変更が行われる予定。
決勝レースでは、各クラスのAメインにおいて白熱した抜きつ抜かれつのレース展開。大勢の観客を魅了した。
フォーミュラクラス及びJSCCクラスの上位3名には来年開催される「ミニッツカップファイナルチャンピオンシップ2014」においての、好きなクラスへの参加権が与えられた。
車輪村の会場は車好き、バイク好きが集まり、天候は小雨でということで少し残念であったがレースの合間にそれらを楽しむ事ができた。
本大会は、車輪村実行委員会、福山市の販売店「福山ラジコンセンター」、「RCパーク ら・じれ」、「ラジコンshop ラジまに」、選手の皆様、サポーターの皆様から多大なご協力を頂きまして開催することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回のミニッツ公式レースは、6月28日(土)〜28日(日)にかけてミニッツカップ関東大会(日産グローバル本社ギャラリー)が開催される。
なお、この大会では初のエキスパートクラス(既にファイナルの代表権を獲得した選手向けのクラス)の開催を検討中。
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