TF-5 チャレンジカップ 2009 第1戦 

TF-5チャレンジカップ 2009 第1戦レポート

■ 2009年2/8(日)   京商サーキット

“TF-5 チャレンジカップ 2009”開催!!

 本年度、開幕戦となる「KYOSHO TF-5チャレンジカップ2009」が2月8日(日)京商サーキットで行われた。
今までの「TF-5レディセット」ワンメイクで行われる「チャレンジクラス」に加え、新設された「SUPER GTクラス」を含め、77名ものドライバーが、聖地京商サーキットへと集結。天候は晴れ。朝一番の気温の低さを吹き飛ばすドライバーたちの気合と熱気は十分。

 国内最高峰のレース「SUPER GTクラス」には、XANAVI NISMOに、カルソニックインパル、Yellowhat YMS TOMICAのGT-R勢、そしてTAKATA童無やARTAのNSX、トイストーリーレーシングや、ライトニングマックィーンapr MR-Sなど、実車のSUPER GTカラーが施されたマシンたちが一斉に京商サーキットを走行するシーンはまさに圧巻。
モータースポーツを愛する参加者だからこそ、そんな愛車を走行させるルックスにも拘る。

今回は、なんと反時計回り、京商サーキットの一般開放時とは逆周りのコース走行でレースを実施すると京商スタッフより告げられた。
 

SUPER GTクラスレビュー!


 「SUPER GT」レギュレーションの一部を取り入れた、新しい京商独自のRCリアルレースのSUPER GTクラス。
全22台で争われたこのクラスは、気温の低さにより、各車がグリップ不足に悩ませる中、1周20秒切りがひとつの目安となる。
時間が経過するにつれ、徐々に気温も上がり、路面コンディションも良くなりタイムも上がってきた頃、18秒台の前半をマークする車が続々と登場する。ドライバーの威信をかけ、ヒートアップする予選はついに18秒台の壁を破る!終了間際のアタックでレクサスSC430を操る吉田健二選手がただ一人の16秒台をたたきだし、予選、暫定ポールポジションを獲得した。
 

スーパーラップ&勝ち上がり形式の採用!


 「SUPER GT」レギュレーションの一部を取り入れた京商独自のRCリアルレースのSUPER GTクラス。
  今回の見所はやはり、公式予選でトップ10に残った10台で争うスーパーラップ方式のレースだ。このレースで下位2名の選手はBメインの決勝スタートからとなってしまう。(※この場合はスターティンググリッドはBメインの1番と2番となる。B、Cメインも同様に適用)
また、上位8名はFIXだが、予選でCメインであっても、Bメインに勝ちあがれる、BメインからAメインに勝ちあがれる
「勝ち上がり形式」の採用により、9位以下の誰にでもAメインに出走できるチャンスが到来するまさに下克上だ。

  タイムアタックはピットロードからコースインし、1周目をウォームアップ走行後、計測ラインを通過した2周目でアタック開始。コース上のただ1台の走りに注目が浴び、そんな全観衆が見守る中、ドライバーはいかに平常心を保ち、たった1周にベストを尽くせるかだ。

 第1走者の吉丸 選手がコースイン。刻々と温度変化により、変わる路面状況。午後になり温度も下がり1秒以上タイムを落とし、19,840”が目標タイムとなる。続いて第2走者の黒澤 選手がアタックするが、こちらも伸び悩み19,340”にとどまる。続々タイムアタックに
挑むものの、各者とも予選を1秒程度下回り順位に大きな変動が無い。予選でただ一人16秒台をたたき出した吉田選手も、
タイムを落とすが、それでも唯一の17秒台で貫禄の走りを見せつけ、見事ポールポジションを獲得した。



 
総合順位
ドライバ-名
SUPER LAP
1
吉田 健二
17.730"
2
柳 幸文
18.220"
3
関戸 浩二
18.410"
4
大橋 正俊
18.440"
5
鈴木 厚紀
18.740"
6
松本 孝
18.970"
7
薄井 一重
19.030"
8
小村 隆輔
19.300"
9
黒澤 志多
19.340"
10
吉丸 光男
19.840"







■激走GT!とはまさにこのこと。ファイナリストのドライビングテクニックは圧巻

ポールポジションスタートの吉田選手が好スタートを切り、1周目をトップで通過。以下4番手スタートの大橋選手、6番手スタートの松本選手が続く。スタートで出遅れたのが2番手スタートの柳 選手。スタート直後の混乱に見舞われ9番手まで順位を落とすが、そこは流石に
予選2番手の実力者!ここからは怒涛の追い上げを見せる。開始3分半の時点では、3位まで順位を上げる。ここから8分まではトップ5に
変動はない。しかし、8分を過ぎたあたりで動きがあった、3番手を走行していた松本 選手のペースが落ちる。ここで柳 選手が上へ。
さらに終盤にきて2位走行中の大橋 選手もパス!そしてゴール間際、トップの吉田選手に2秒までタイムを詰めたが、ココでゴール。
10分で33周を終えて、トップチェッカーを受けたのは、予選・スーパーラップ・決勝のただの一度たりともトップの座を明け渡さなかった吉田 選手。盤石の走りでポール・トゥ・ウィンを飾った。

スタートしたばかりの開幕戦。腕もマシンもセットアップも、そしてカラーリングさえも実車同様にカッコイイ。
そんな魅せるレースを今後も期待したい。

次回第2戦は6月14日(日)開催予定だ!



実車SUPER GT選手権に出場するマシンが再現される。中には電飾を施したマシンもあった

チャレンジクラス


チャレンジクラスは55名の参加者。元気に疾走ありがとうございます


ファミリーでご参加!いいですねぇ。


レディースクラス!


ジュニアクラスに参戦。パパはチーム監督?

【レースTOPICS】

実行委員長の広坂氏。世界チャンピオンメカニックの
経験を活かし、ユーザーのお悩みを解決。
お楽しみじゃんけん大会
皆さんレースの時以上に真剣!?


【エキシビジョン】


3月25日発売の1/5GP“ビレル カート”デモ走行。
独特の走行雰囲気を漂わせ、ギャラリーを魅了!
音楽に合わせてアクロバットフライトを披露した
CALIBER 450Vデモフライト

【一般クラス】


総合順位
ドライバ-名
周回
トータルタイム
ベストタイム
アベレージラップ
1
福島 資和
32
10'14.200"
18.310"
19.358"
2
会田 茂雄
31
10'13.620"
18.440"
19.968"
3
浅場 忍
30
10'00.030"
19.180"
20.061"
4
土岐 森
30
10'02.360"
19.140"
20.212"
5
亀井 由行
30
10'04.320"
19.210"
20.288"
6
佐々木 誠
30
10'06.750"
19.270"
20.300"
7
土岐 啓太
30
10'07.510"
19.300"
20.295"
8
清藤 隆之
30
10'07.700"
19.640"
20.348"
9
村山 浩二
23
9'59.140"
19.700"
26.455"
10
小島 芳和
-
---
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■一般クラス決勝データはこちら>> ■一般クラス予選データはこちら>>

【SUPER GTクラス】


総合順位
ドライバ-名
周回
トータルタイム
ベストタイム
アベレージラップ
1
吉田 健二
33
10'12.990"
17.830"
18.724"
2
柳 幸文
33
10'14.110"
17.870"
18.579"
3
大橋 正俊
33
10'18.220"
17.910"
18.853"
4
関戸 浩二
32
10'02.670"
18.330"
18.853"
5
長田 崇史
32
10'11.620"
18.360"
19.195"
6
薄井 一重
31
10'02.130"
18.440"
19.440"
7
松本 孝
31
10'05.510"
18.180"
19.661"
8
黒澤 志多
30
10'07.990"
18.910"
20.400"
9
鈴木 厚紀
29
10'09.250"
18.340"
21.142"
10
小村 隆輔
25
8'00.070"
18.290"
19.250"

■SUPER GTクラス決勝データはこちら>> ■SUPER GTクラス予選データはこちら>>


【レディースクラス】



総合順位
ドライバ-名
周回
トータルタイム
ベストタイム
アベレージラップ
1
佐野 千恵美
27
10'13.850"
21.520"
22.896"
2
星野 裕美子
27
10'18.640"
21.110"
23.176"
3
今田 好美
23
10'24.220"
21.370"
27.577"
4
田中 めぐみ
23
10'24.710"
25.020"
27.245"
5
豊川 佐千子
22
10'05.170"
24.850"
27.513"
6
浅場 理絵
21
10'23.640"
23.870"
29.786"
7
村上 よしか
16
10'12.350"
26.200"
39.232"
8
江畠 貴美子
9
3'39.740"
24.270"
25.031"
9
水口 愛望
8
4'46.790"
31.470"
36.668"

■レディスクラス予選データはこちら>>

【ジュニアクラス】



総合順位
ドライバ-名
周回
トータルタイム
ベストタイム
アベレージラップ
1
後藤 颯汰
28
10'05.040"
20.530"
21.591"
2
豊山 哉喜
27
10'17.000"
20.770"
22.961"
3
高梨 開
26
10'18.170"
22.270"
23.810"
4
五十嵐 慧太
14
8'45.430"
19.540"
39.047"

■ジュニアクラス予選データはこちら>>