息子:お父さん、お父さん! あの人、画面を触ってロボットを動かしてるよ。あっ、こっちのサンドマスターもだ!
父:いよいよこういう時代になったんだねえ。あの人たちが手にしているのはタブレット端末だよ。画面に映し出されているジョイスティックに触れて操縦しているんだよ。
息子:えっ? お父さん前に、ワイヤレスのヘッドホンでスマホの音楽を聴いたりするのは、R/Cの電波とは違うっていってたよね。
父:そうだよね。でもWi-Fiって言葉、聞いたことはあるでしょ?
息子:うん。線でつながっていなくてもインターネットができるから不思議だと思ってたんだけど、それがWi-Fiなんだよね?
父:同じ理屈でR/Cモデルを動かしているんだよ。Wi-FiとかブルートゥースはスマホやタブレットPCには標準装備されているからね。それを活用しているんだよ。
息子:でもさ、どうやってR/Cモデルとつなげるわけ?
京商スタッフ:それはですね!
息子/父:びっくりい〜!
京商スタッフ:驚かせてごめんなさい。このモデルにはiReceiver(アイレシーバー)という新開発のWi-Fi汎用レシーバーを搭載していまして、それをサーボを接続しているわけなんです。
父:なるほど、それがふつうのR/C用のレシーバーの役目を果たしているんですね。何chなんですか?
京商スタッフ:6chです。つまり6系統の操作がスマホやタブレットPCからコントロールできるんです。スマホにはもともと傾きなどを検知するセンサーが入っているので、それを利用してスマホを傾けながらコントロールするなんていうこともできるんですよ。
息子:スマホのディスプレイに、マシンから見た景色が写っているのはなぜですか?
京商スタッフ:iReceiverのカメラユニットを載せています。そのカメラが映し出す映像をスマホやタブレットで見ながらコントロールできるんです。
父:まるで自分が乗り込んで操縦しているみたいだね。凄いなぁ〜。操縦するソフトはどうすればいいんですか?
京商スタッフ:無料でアプリをダウンロードして、インストールするだけです。
父:5月の静岡ホビーショーでも見たZEN Wheelsマイクロカーとか、以前から人気のAR.Droneと同じスマホでの操作が、もう、普通のR/Cモデルでもできるようになったってことなんですね。時代は進んでいるなぁ。