平成28年6月24日〜26日に茨城県つくば市の谷田部アリーナ・オンロードサーキットで開催された『JMRCA 1/12電動レーシングカー全日本選手権』。開催クラスはオープンとスポーツ(兼総務大臣杯)のふたつでオープンクラスに52名、スポーツクラスに63名の参加者が全国から集結して熱戦を繰り広げましたが、そんな大会で京商開発陣が長期間にわたって開発し、2015年11月に発売した『PLAZMA Ra2.0』が華々しい活躍をみせました。
各社が新型マシンを投入するハイレベルな争いとなった今大会、PLAZMA Ra2.0は予選ラウンドから抜群のコーナリングスピードと安定感を味方につけ、激戦のスポーツクラスAメイントップ10に最多となる5台が進出! 1/12電動レーシングカー特有の“路面変化”にもまったく動じることなく、いかなるコンディションでも常に高いアドバンテージで予選ラウンドを戦い抜き、ミニッツカップファイナルで優勝経験もあるヤングドライバーの渡辺翔太選手が他を圧倒してTQを獲得。注目の決勝ラウンドでも渡辺選手の勢いは増すいっぽうで、オープニングラップから他車を引き離して2ラウンドを連取。3ラウンド目を待たずして優勝を決めました。さらに、第5位に福岡征一郎選手、第6位に山口尚樹選手、第7位に臼井誠治選手、第8位に笠原直樹選手が入賞! いずれの選手もすばらしい走りを披露して、決勝ラウンドを大いに沸かせました。強豪選手が多数エントリーするオープンクラスでもチーム京商所属の伊藤拓也選手が予選2位、社員ドライバーの坂本大輔選手が予選5位と好ポジションを獲得。決勝ラウンドこそトラブルに見舞われて順位を落としてしまいましたが、よりハイスピードなレース展開となるこのクラスでもPLAZMA Ra2.0は高い戦闘力を発揮しました。
京商では、来年度もさらなる活躍ができるよう商品開発を推進していきますので、今後も京商製品ならびにPLAZMA Ra2.0をよろしくお願いいたします。

■スポーツクラス

スポーツクラス優勝 渡辺翔太選手のコメント

「1/12電動レーシングカーの経験は浅いですが、ミニッツレーサーでのドライビング練習、特設コースでのミニッツカップ参戦が大きな経験値となって、今回の優勝に大きく役立ちました」
  • 1位 渡辺 翔太 選手

  • 5位 福岡 征一郎 選手

  • 6位 山口 尚樹 選手

  • 7位 臼井 誠治 選手

  • 8位 笠原 直樹 選手


■オープンクラス
  • 6位 伊藤 拓也 選手

  • 9位 坂本 大輔 選手