2.4GHzのメリットだけではなく最速のミニッツをも目指したプロジェクト。 石川 博義

WEB:
操縦性の面はどうですか?


石川:
今回の2.4GHzユニットは、信号の処理速度を33%も向上させていますが、これは歴代の標準仕様ミニッツでは最速です。エキスパートのテクニックを存分に発揮いただけると思います。さらに車体はI.C.S.機能も持っています。オプションの専用インターフェースキット(オプション/近日詳細発表予定)を利用すると、PCから様々な設定を自在に行えます。セッティングで威力を発揮しますよ。

WEB:
新たな機能は他にもあるんですか?


石川:
今回からポンピングブレーキが使えるようになりました。従来はブレーキング後の2回目のトリガープッシュで、すぐにバックに入りましたが、今度は2回目以降のトリガープッシュ操作でもブレーキが働きます。小刻みなポンピングブレーキにより、グリップを失わない限界域での効果的な制動を実現します。タイム向上に確実につながるテクニックが駆使できるというわけですね。ちなみにバックは、1回目のブレーキ後に0.2秒以上の無信号状態をおけば入ります。
WEB:
エキスパートが喜びそうな内容ばかりですが、レースになれないドライバーへのプレゼントはありませんか?


石川:
はい、ご用意してあります。フルパワーの50%から0%に出力を調整できるトレーニングモードを今回設けました。フルスロットルにしても最高で50%の出力ですから、トップスピードが抑えられますので、走りになれない最初のトレーニングに最適です。ゆっくり走ってくれれば、落ち着いてステアリングやスロットル操作に専念できますし、クラッシュ時の衝撃もぐんと減りますので、ぜひ活用いただきたいですね。それから今回から、シャシー側にもインジケーターとなるレッドLEDを装備しました。ペアリング(※詳しくはパーフェックスKT-18の紹介ページをご覧ください)時に使用しますが、電源の切り忘れ防止にも役立つと思います。


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