苦闘編:壊れて、直して、また壊れ…でも楽しい〜〜!!!
前回は壊れてレポートが終了でございました。
で、悪天候、仕事の多忙等の言い訳で折角の走行チャンスが〆切りの今日(3月8日)まで殆ど無かったのでございます。
(写真1)
しかし、最後のチャンスでエンジン慣らしまで完了できたのでございました。
ここまで来るまでには苦闘の連続、今回はこんな苦闘を踏まえつつ慣らしまでを伝えていこうと思います。
暫くのお付き合いよろしくでございます。
〜話は第1回目レポート提出後から〜
1)ブレーキ破損で泣き
さて、シェイクダウン?は2タンク目でブレーキトラブルで終了。
原因はブレーキパーツの破損でございました。
暗がりで良く分からなかったのですが、帰宅後よく見てみると、なんか溶けた?!様な感じになっており、ボロボロな状態。
なんでこんな状態になったのかはブレーキディスクを利かせる調整ネジの締め過ぎで加熱!!
結果、溶解した様でございます。
調整でどれ位締め込めるのかは個々の判断ですが、やり過ぎるとこんな感じになります^^;
取り説にも記載されている様で、「自重で動かない程度」となっていますが、アクセルがニュートラルでチョイと動く位で良いみたいです。(でもブレークイン初回時は回転が安定しない為、結構調整は難しいかもしれません。)
締め過ぎには十分ご注意を〜〜!!!
(写真2) / (写真3)
んでもって、京商様より交換パーツを送ってもらい、いざ交換。
メンテナンス説明書と睨めっこしながら、リヤデフ周りのバラしを敢行!!
図を見ると面倒くさいイメージがありましたが、始めて見るとあら簡単 意外と部品点数も少なく、また複雑な組み込み等もないため、メンテナンス性は良好!!!!
メンテナンスが楽なのは現場での破損修復時には大変重量な部分と。おまけに部品点数も少なく、複雑な調整も必要ないのはとってもグッド!!
(写真4)
また、気になる点としては、またエンジンの振動で緩む事の無い様、シャーシの各ネジの締め付けはかなり固くなっていますが、走行後には緩む事あるので、走行前に増す締めが必要ですね。 特にエンジンマウント部分は重要。 ここが緩むとエンジン側のピニオンとスパーギアの噛み合いが外れエンジンが空回りすると。(写真は振動で緩んだネジ) (写真5)
2)初走行
ブレーキ部分の修理も完了し、やっと走れる様になったのは2月の最終週でございまして、何時もお世話になっているミニッツサーキットの月例レース後に、参加者の皆様にも体験して頂こうと近くの駐車場でデビューでございました。
エンジン始動は2回目、少しは始動性が良くなっているのか、初回に比べエンジンは意外とスムーズに掛かったのでございます。 (写真6)
前回のブレーキトラブルを考慮し、利き具合は甘め(スルスルと走り出す位)に調整し、駐車場での本格走行でございます。
都合3タンク目なのでまだまだ慣らしの状態でしたが、初回と比べエンジン回転数も上がって良い感じ
アクセルを開けた時のトルク感、エンジン音を皆様で堪能し、代わる代わる体験して頂きました。
普段はミニッツで楽しんでおられる方々、上手い具合に操作をされておりました。(車体が大きい分操作は楽と!!)
皆様に感触を聞くと、ミニッツと比べるとステアリングが遅い等々ございましたが、総じて中々好感触な感じ。
この日は風も強く、気温も低い為、3タンク位で終了。(実際には先に書いたエンジン側ピニオンとスパーギアが外れ、工具が無かった為に終了でございます) (写真7)
以降、天候や仕事の都合で走らす事が出来ず、〆切りギリギリとなった3月8日(日)が最後のチャンスとなったのでございました。
3)エンジン慣らし完了?!
で、3月8日(日)天候を心配しましたが、何とか保っての慣らしの続きでございます。
この日は何時もご一緒して頂いている先生(当サイトは参加して頂いている方を先生と呼んでおります)と2人で慣らしを続行。
前回の走行が功を奏し、エンジンの掛かりも良し!!
今回は徐々にニードルを絞り、高回転へ持っていくのが目的。
早速いつもの駐車場へ場所を移し、エンジン始動!!!!
小気味良いサウンドを辺りに響かせつつ、1タンク目を走行。
何だか、以前に増して回転数も上がってきている様子。
そして、ニードルを少々絞り込み、2タンク目(でも調整はアタクシが行ったのではございません^^;)
おぉぉ〜〜、エンジン音が更に高回転域に移り、トルク、スピード共にアップ!!!
良い感じになって参りましたぁ〜〜
なので、この迫力を伝えるべく動画を撮れる携帯を落下覚悟でくくり付け、 車載動画にチャレンジ! (写真8) / (車載動画) / (走行動画)
して、5タンク位は走った計算。エンジンはかなり良く回る様になり、始動も暖まっていれば1発で掛かります。また、トルク・スピード共に良くなってきて、最終的にはフルスロットルまで持っていけない位調子が上がってきました。
直線7・80m位では吹け切る前に直線が終わってしまい、もう少し行けるのか、それとも限界なのかが不明です。これ位で慣らしは十分かもしれません。
それにしても、成長著しい子供の様に、ぐんぐん育つ感じが何とも言えず、これからが楽しみです。
最後は突然の空回りで????
見るとエンジン側のドライブギアからベルトが外れており、しかもギアがボロボロなっておりました。 (写真9)
この部分の破損は同モニターkenkouパパさんも同じ部分が壊れたとの事で、注意が必要かもしれません。
(走った駐車場はアスファルトですが、結構デコボコしてましたのでバンプした際石等が入ったのか?振動で外れたのか?不明です)
4)走り・総評
色々破損等に苦しんだ事もありましたが、エンジンの慣らしが完了すると、トルク・スピード共に流石はエンジンとうなずけるパワーを授かり、高速域でのコーナリングは上手く走れるとテールスライドしながら綺麗に抜けられ、正にカートそのもの。ステアリングを切りすぎたり、急だったりするとその場でスピン。
これもカートと同じで、中々走り甲斐がありますね。
燃料がなくなってきたら、エンジンを停止せずそのまま給油して、また走行できるのエンジンの良い所と再認識。 これが数台集まってレースが出来ると非常に楽しめそうです。
調整、慣らしさえ何とかなれば、取り説の様に【燃料を入れて】→ 【プラグヒートを刺して】 → 【リコイルを引いてエンジン始動!!】 → 【GPパワー炸裂 激熱走行!!】 が簡単出来そう。
走行場所が一番の問題になるかもしれませんが、これが解消できれば手軽にエンジンパワーを楽しめる一品でメンテナンスも簡単。 カートをする人も、そうでない人も楽しめるのではないでしょうか?
破損し易い部分(ブレーキ・ギア)については少々課題がありますが、この辺は京商様の技術力で解決しつつ、より楽しく、より手軽に出来るRCカーになってくれればと思います。
あまりレポートになってく、意味が伝わらないかもしれませんが、お付き合いして頂いて有り難うございました。
また、今回のこのような楽しい企画に参加させて頂き、楽しい一時を過ごさせて頂きました。
京商様 企画、開発者の方に感謝、感謝。
そして、お手伝いして頂いた先生方、ショップ(彩速スピード)に感謝、感謝。
最後に、RCサイコ〜〜!!!
では〜〜〜
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