2011 KYOSHO MASTERS in JAPAN



インファーノの祭典、今年も華々しく開催!
世界の一流ドライバーが、全国のインファーノ使いが集合!

12月10日(土)-11日(日) 神奈川県相模原市 さがみ湖リゾートプレジャーフォレストオフロードコース

第8回 京商マスターズ IN JAPAN 開催!!

 去る平成23年12月10日(土)から11日(日)にかけて、神奈川県相模原市「相模湖プレジャーフォレスト オフロードコース」にて、1/8GPオフロードの祭典、第8回京商マスターズが開催されました。
毎年恒例開催となる同レースには、北は北海道、南は沖縄県から、「インファーノ」マイスター76名に加え、国内海外で活躍するチーム京商ワークスドライバー8名が集結!2日間にわたり盛大に開催されました。
京商マスターズは「ワークスドライバーとユーザーとの交流」をモットーにしたレースイベント。普段はなかなか会うことの出来ないワークスドライバーとのコミュニケーション、またセッティングアドバイスタイムも設けられ、アットホームな雰囲気のレースとして人気のある年末一大イベントです。
 

毎年最も注目される「ゲスト」。今年は16歳のスーパーヤングドライバーが参戦!!


 2011年のインビテーションクラスゲストは、Kyle McBride選手。若干16歳のヤングドライバー。2010年度に開催された「IFMAR 1/8オフロード世界選手権」において見事第4位に入賞。そして11月にチーム京商に電撃移籍を果たし、入手後間もない「インファーノMP9 specA」の巣組み状態にも関わらず、インドネシアで開催されたビッグレースでいきなりのTQ&WINを達成した超大物の期待の新生ドライバーです。今大会はメカニックを務めるお父様とコンビを組んでインビテーションクラスに参戦!!まったく練習出来ない状態にも関わらず、相模湖コースにてスーパータイムを連発しておりました!

KYOSHO MASTERSに参加した、日本を代表するワークスドライバー!

チーム京商インターナショナル
金井 祐一選手
チーム京商インターナショナル
河本 篤志選手
チーム京商インターナショナル
田中 和哉選手
チーム京商ジャパン
小林 英樹選手
チーム京商ジャパン
八木 則行選手
チーム京商ジャパン
木村 拓也選手
チーム京商 河本 周選手
   

■チーム京商インターナショナル 金井 祐一選手

インファーノシリーズの生みの親。そして昨年度マスターズの覇者である金井選手。2000年度IFMAR世界選手権において念願のチャンピオンを獲得。世界中のメジャーレースでの活躍はもちろん、日本国内においては前人未到の通算8勝を誇るトップドライバー。
今大会もユーザーとのコミュニケーションを第一に考え、全選手がレースを楽しめるよう奮闘されていました。


■チーム京商インターナショナル 河本 篤志選手

JMRCA全日本選手権において優勝回数3回。そして2002年度IFMAR世界選手権において見事グランドファイナルに輝いています。
2004年度にチーム京商インターナショナル入りを果たし、冷静沈着な走りで常にトップクラスのポジションをキープ。2010年、2011年全日本選手権において2大会連続の準優勝を果たしております。


■チーム京商インターナショナル 田中 和哉選手

JMRCA 1/8オフロード全日本選手権、2009年度準優勝、2010年度優勝、2011年度TQ&第3位と、最近の全日本選手権では大活躍の田中選手。「皇帝」と呼ばれるゆえんには、落ち着きある、伸び伸びとした安定感のある走りが持ち味。今大会も予選ラウンドから圧倒的な速さと安定感でトップタイムをマーク!


■チーム京商ジャパン 小林 英樹選手

JMRCA 1/8オフロード全日本選手権のファイナリスト。
長野大会での初グランドファイナル進出以降、グランドファイナル常連ドライバーとなります。マシンセットの順応性と安定したドライビングスタイルが持ち味。今大会も不安定な路面コンディションの中、繊細なドライビングで安定した走りを披露!


■チーム京商ジャパン 八木 則行選手

チーム京商きってのベテランドライバー。IFMAR 1/8オフロード世界選手権ファイナリスト。その経験から、あらゆる路面に対する順応性は天下一品。安定感あふれる、いぶし銀の走りにて、本年度インビテーションクラス3位ゲット!!まだまだ若手には負けられません!


■チーム京商ジャパン 木村 拓也選手

攻めと守りを高い次元で併せ持ち、常に好位置をキープ。次世代を担う期待のホープ。
京商ワークス若手1の現役高校生。埼玉県行田市に位置する電動オフロードカーサーキット「RC PARK KERS」オーナーの息子さんです。GP、EP問わずキレのある走りが持ち味。

■チーム京商 河本 周選手

全日本選手権では昨年度第3位の実績を持ち、本年度も見事グランドファイナル入り。
京商マスターズエキスパートクラスにおいては3連覇の偉業を成し遂げた、誰もが認めるツワモノ。今年は京商オフィシャルの独断によりインビテーションクラス参戦!
そのインビテーションクラスにおいても堂々第2位入賞!!


白熱のレースが展開される。今年の見所は!!


 2日間で行われたレースは、大会初日に練習ラウンド1回、予選ラウンドが2回行われ、翌2日目に予選ラウンド3回目、そして勝ち上がり全員決勝レースが行われました。
真冬の開催ということもあり、コースコンディションは凍結状態!昼近くになると路面上の霜が溶け始め、コースはドロドロの状態に・・・。
しかし参加選手によるコース整備の協力もあり、レースが進むにつれてコンディションは回復。各選手好タイムを続々マークする展開に進みました。
 49名のエントリーとなった「スポーツクラス」の予選ラウンドでは、8ラップに入るかが予選上位進出の鍵となりました。そんな中、「赤羽 徳則」選手が8周5分27秒の好タイムをマークし、2番手に6秒差をつけて見事TQ獲得!
全日本選手権にも参加し、尚上位に進出する上級者が参加する「エキスパートクラス」では、若干16歳の昨年度の全日本ファイナリスト「高城 航」選手がスーパーラップを連発!!2番手に大差をつけ見事TQを獲得しました。

誰がトップゴールするのか、最後の最後まで展開が読めない注目の「インビテーションクラス」。昨年の覇者「金井 祐一」選手が予選序盤から好ラップを刻むが、昨年度の全日本チャンピオン「田中 和哉」選手がレース後半でもラップを落とすことなくTQ獲得。安定感も抜群の同選手は決勝レースにも期待がかかりました。


【決勝レース】


大会2日目の予選ラウンド終了後には、勝ち上がりの決勝レースがスタート致しました。今大会は1/2ファイナルまでは上位3名が勝ち上がり。そして京商マスターズならではの特別ルールとして、エキスパートクラスグランドファイナル上位4名と、スポーツクラスの優勝選手はインビテーションクラスのグランドファイナル出場権が得られました!全8名と勝ち上がりの5選手を加えた13名がマスターズ最後のレースを出走致します。
スポーツクラス、エキスパートクラスグランドファイナルでは、勝ち上がりをかけて各選手緊張した面持ちでレースに臨む選手、そして純粋にレースを楽しむ選手様々な様子でした。スポーツクラスグランドファイナルでは、レース中盤以降、安定した走りで後続を序々に引き離しにかかった「西川 信宏」選手が見事優勝!インビテーションクラスグランドファイナルの出場権をゲットしました!

そして注目のエキスパートクラスグランドファイナルにおいては、路面コンディションも最高ということもあり、序盤からスーパーラップを各選手連発!今大会において予選から圧倒的な速さを見せた「高城 航」選手が36.782のファーステストラップをマーク!その勢いのままトップでゴールし見事優勝!以下、廣木、高城 学、常川選手が見事勝ち上がりを決めました。

日も少し落ちかかった15:25。いよいよ今大会のラストレース、インビテーションクラスグランドファイナルがスタート。トップスタートの田中選手を筆頭にキレイにスタートを切り、バックストレートエンドの1コーナーで、金井選手が痛恨のミス。その隙に各選手若干の混戦模様。
さすがに国内海外のトップドライバーの集結クラス。各選手ハイペースで飛ばすなか、やはりTQスタートの田中選手は速さ、安定感ともひとつ抜け出ており、危なげなくトップゴール!京商マスターズにおいては初のチャンピオンに輝きました。2位には今大会よりインビテーションクラス枠となった河本周選手、そして3位にはベテラン八木選手という結果に!こうして20分間の大興奮のレースは幕を閉じました。
レース終了後には恒例の大抽選会のスタート!今年も多くの協賛メーカーから数多くのRCアイテムを協賛頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

【大抽選会】
今回も各協賛メーカーから多くのアイテムがずらり!そしてワークスドライバーからも選手が愛用しているレアアイテムがそれぞれ出品され、その度に参加選手から歓声が上がりました。
参加された選手の皆さん、そしてワークスドライバーの皆さん、本当に2日間ありがとうございました! 
また次回もお会いしましょう!



【協賛メーカー】
双葉電子工業 小川精機 三和電子機器 近藤科学
篠永化成 潟Gイト企画(RCマガジン) MP Nine's CAFE