【サーボ】 R/C飛行機の舵などを作動させる機器のこと。送信機から電波にのって送られる命令信号に応じて、サーボ内部の小型モーターを回転させる。 【サーボベッド】 機体のサーボ搭載部分、またはそこに使用するパーツのこと。フライト時にサーボ自体が動かないようにしっかりとサーボを固定する必要があり、強度も要求されるので、ベニヤなどで作られている。 【サーボホーン】 サーボと舵を連結させるためのパーツのひとつ。 【サーマル】 大気の上昇気流の一種、熱上昇風とも呼ばれる。陽光などにより温められた地面近くの空気が膨張し、密度が小さくなることで相対的に空気が軽くなり、上昇気流が発生する。グライダーはこのサーマルを捕らえて、長時間滑空する。 【最終旋回】 ランディングに向かう機体が描く最後の旋回のこと。 【サイクル充放電】 ニカドバッテリーの充、放電作業をひとつのシステムとしてセット化したもので、バッテリーのメモリー効果を防ぐことができる。ニカドバッテリーに最適な充電を行うための方法で、その特性を活かし、充電器と放電器を専用コードでつなぎ、放電から充電へ、そして充電完了後にはまた放電を行うといった作業の繰り返しを、コンピュータの自動制御で行う。 【サイドスラスト】 飛行機のプロペラが回転する時に発生する後流やトルクの影響を打ち消すために、あらかじめ機体の推力線を前後軸の中心線からオフセットしておくこと。実際的には、機体の後ろからエンジン部分を見たときに、エンジンを少し右向きに取り付ける、その角度のことで、初心者用の入門機などは、2〜3°ほど角度をつける。 【サンディング】 生地完成した機体の表面を、紙やすりをかけることで滑らかに仕上げる作業のこと。バルサキット製作では随所に行う欠かせない作業だが、半完成機であっても左右の主翼を接合する時などに、接合面に行っておくとよい。 【30クラス】 “さんまる”クラスと読む。R/C飛行機としては中型になる32や35といったサイズのエンジンを搭載した飛行機やヘリコプターなどの総称。エンジンの排気量による分類としても用いられる。 |