用語集 A to Z




【ハーフスロットル】
エンジンのキャブレターのスロットルを半分程度開いている状態。その時の回転数は中スローとなる。

【バイプレーン】
主翼を2枚もつ複葉機のこと。スケール機に多くゆったりと飛ぶ機体が多いなか、過激な演技をこなすことができる機体もある。

【パークフライヤー】
公園のようなスペースで飛ばすことができる、という軽く、ゆっくりとフライトする機体のこと。空モノ用の周波数ではなく、27MHzというR/Cカー、ボート用の周波数で飛ばすことが許されている。ただし安全重視の観点より、重量やプロペラ位置の制約などの自主規制を、業界あげて行っている。一定の制約事項をクリアしている製品のみ「パークフライヤー」や「パークプレーン」といった呼称を使用している場合が多く、中には保険加入がなされている商品も用意されている。

【バッテリー】
機体に搭載したサーボやモーターを動かすために必要なエネルギーが入っている充電池のこと。ニカド、ニッケル水素、リチウムイオン、リチウムポリマーといった種類のバッテリーがある。

【バッテリーのサイズ】
電池の容量表示の後に記載されているアルファベットで表されている。AAA-10.5mm、AA-14.5mm、A-17.0mm、SC-23.0mm、C-26.0mm、D-34.0mmとなる。

【バッテリーの目を覚ます】
新品のバッテリーを充電する場合、そのエネルギーはバッテリー内部の活物質を充電しやすい状態に変換することに消費され、変換効率が低い。そのため、充電に際してまず活物質の変化を促進させること。

【バランスウエイト】
機体の左右バランスや重心位置を調整するために搭載するウエイトのこと。

【バルサカンナ】
バルサキットを製作時に大活躍する工具で、バルサ材を削るための専用のカンナ。

【バルサキット】
主にバルサ材を用いた模型飛行機のキット。細かなパーツの状態なので、組み立てる必要がある。パーツの切り出し方法でレーザーカットやダイカットなどの種類があり、製作を通して機体構造を理解することができる、というメリットがある。

【バルサプランク】
主翼や尾翼、そして胴体など、飛行機の骨組みを薄い板状に切り出されたバルサ材で覆うこと。これによりその部分の強度がアップし、被覆や塗装を行う時でもネジレにくい構造になる。

【バルサリブ組み】
主、尾翼など、飛行機の翼の翼型の骨組みを、バルサで組んでいく構造のこと。

【バンド】
機体を操作する無線電波の周波数のこと。上空用、地上用、水上用などに区別されそれぞれに割り当てられている。

【ハンドランチグライダー】
手で投げることで発航させる小型のグライダーのこと。サーマルを捕らえて長時間の滞空を楽しむ。胴体を持ち、ヤリ投げのように機体を投げる方法が一般的だが、円盤投げのように、主翼の端を持って回転しながら投げるSAL(サイド・アーム・ランチ)という方法もある。

【反トルク】
エンジンが回転する方向に対して発生する逆回りの力。