用語集 A to Z




【GP】
ガスパワードの略。エンジンカーを示す場合に使う。

【シールドベアリング】
ゴミや埃が内部に侵入しないよう、シールで密閉されたボールベアリングのこと。

【ジオメトリー】
シャシー設計段階で設定された各部の配置や寸法を表す。

サスペンションジオメトリー

【シケイン】
コース上のストレートなどに配置された障害物となるコースレイアウトの一部を指し、スピードを落とさせるために左右に切り替えしをさせるタイトコーナーを指す場合が一般的。

【自己放電】
充電したニッカドバッテリーが、使用しなくても自然に放電してしまい、次第に容量が低下していくこと。

【シムワッシャー】
部品を組み合わせた時に生じる、ガタを防止するために挟み込むワッシャーで、0.1mmきざみの細かいものが用意されている。

【シャシー】
車体の骨格となる部品で、日本語にすると「車台」になる。R/Cカーでは、ボディを除くすべての部分を呼ぶ場合と、シャシープレートそのものを呼ぶ場合がある。

【シャフトドライブ】
4WD方式のシャシーの場合、モーター、あるいはエンジンのパワーをシャフトで前後のギヤボックスへ伝える方式。

【充電器】
バッテリーを充電するためのエクイップメント。チャージャーと同意。

【受信器】
送信機から発信された命令電波に従って、サーボやスピードコントローラーの作動を制御するもの。レシーバーと同意。

【受信器用バッテリー】
GPカーや機械式スピードコントローラーを使用するEPカーで、受信機とサーボを作動させるために使うバッテリーのこと。単3電池をセットした電池ボックスか、小型のニッカドパックバッテリーを使用するのが一般的。なお現在、大半のEPカーは、走行用バッテリーが受信機用電源を兼ねているので、受信器用バッテリーは必要としない。

BEC

【JMRCA】
日本モデルラジオコントロールカー協会の略称。全日本選手権を代表としたR/Cカーレースを取り仕切っている団体。

【JSTC】
JRMストックツーリングカーチャンピオンシップの略称。JRM(日本ラジコン模型工業会)が制定したレギュレーションのもと、争われるEPツーリングカーレースのこと。

【シェイクダウン】
完成したクルマを初めて走行させること。

【シャンテ】
走行用バッテリーで、各電池を接続するために使われる小型金属パーツのこと。バッテリーバー。

【ジョイント】
パーツとパーツを継ぎ合わせた部分のこと。

【ジョイントカップ】
ドライブシャフトと組み合わせる、カップ状のジョイント部分のこと。

【上死点】
シリンダー内で、ピストンが最も高い位置にくる状態。2ストロークエンジンの場合、圧縮の際にこの状態になる。

【初期反応】
ハンドル切り始めの、クルマの動きの早さをいう。反応が早い状態をクイック、反対に鈍い場合はダルという。

【ショックアブソーバー】
衝撃を吸収するものという意味。路面から受けた衝撃などを吸収し、クルマの姿勢を安定させるためのパーツ。

【ショットキーダイオード】
高性能になったモーターの電気的ノイズからESCを保護するためにモーターとESC間に取り付けるダイオード。

【ショルダー部】
肩部の意。タイヤのトレッド面とサイドウォール部の境目のこと。

【シリコンオイル】
シリコン系オイル。温度による硬度変化が少ないため、ダンパーオイルなどに好んで使用されている。

【シリコングリス】
シリコンオイルをベースにブレンドされたグリス。粘度の調整幅が広いので、ショックアブソーバーに使ったり、ボールデフに使ったりと用途の広さがその特徴。

【シリンダー】
エンジンでピストンが上下運動をする空間のこと。燃焼室と同意。

【シリンダーヘッド】
シリンダー上部に装着しグロープラグを取り付ける部分。外側に冷却フィンが設けられているものが一般的。

【進角】
モーターケースとエンドベル部をズラして取り付けると、ローターの電極が移行するタイミングを変化させることができる。このケースとエンドベルを、何度くらいズラして取り付けているかを示すものが進角。大きく進角をつけると、モーターのパワーがアップするが、発熱量と電流消費量も同時に大きくなってしまう。

【シンメトリー】
左右対称の意。通常マシンを上からみた場合、足周りとタイヤは左右対称に組み立てる。

スタッガー