【スーパーナロー】 →ナロー 【スキッド角】 シャシーに対し付けられた、ロワアームのサスペンションピンの角度を指す。オフロードカーやラリーカーの場合などは、シャシーのフロントサスペンション部のみが予め折り曲げられて、スキッド角がつけられている場合もある。 【スキップ】 継続した行程が一時途切れること。ブラシやコミュテータの不良などから電圧が途絶え、モーターの回転が一定にならないこと。 【スターター】 エンジンを始動させるためのエクイップメント。内蔵されているモーターによってエンジンのフライホイールを回して始動させる。ボックスタイプとハンディタイプに大別される。 【スターターボックス】 箱型のエンジン始動用エクイップメント。内臓したフライホイールがモーターで回転し、そこにエンジンのフライホイールを押し付けることでR/Cカーのエンジン始動を容易に行うことができる。 【スタッガー】 左右非対称。インディカーやストックカーなど、一方向だけに曲がるオーバルコースを速く走るために足周りを非対称にセッティングすること。 →シンメトリー 【スタック】 固まって動かなくなること。クルマがフェンスや溝にはまって動けなくなることなどをいう。 【スタビライザー】 左右独立懸架式のサスペンションで、その動きを左右である程度連動させ、ロールを減少させるためのパーツ。ピアノ線などで左右のサスアームを連結するものが一般的。 【ステアリング】 R/Cカーが左右に移動するためにフロントタイヤを操舵する(ステアする)こと全般を指す。 【ステアリングサーボ】 フロントタイヤをステア(操舵)させるサーボのこと。 【ステアリングデュアルレート】 プロポに備えられた最も基本的な調整機能の一つで、ステアリングの舵角量を、車の走行特性やコースレイアウトに合わせて増減させ調整する機構。 【ステアリング特性】 クルマがコーナリング時に表す特性のこと。オーバーステア、アンダーステア、ニュートラルステアなど。 【ステアリングトリム】 プロポに備えられた基本機能で、クルマが直進するよう微調整を加えるためのスイッチレバー。ステアリングサーボでニュートラル調整を行った後、補助的な調整が必要な時に使用するもの。 【スティックプロポ】 送信機のタイプのひとつ。箱型の本体部から2本のスティックが突き出ている形状を採っており、右のスティックの左右の動きでステアリングを、左のスティックの上下の動きでスロットルをコントロールする。 【ストール】 回転を続けるR/Cカーのエンジンにおいて、燃料がなくなったり、オーバーヒートしたり、また負荷の大きさに負けて、回転しようとする力が落ち込んだり停止してしまうこと。またスロットルを一気に開いたために空気が入りすぎたり、エンジンの回転が低いうちにクラッチがつながったりした時に起こることもある。 【ストックモーター】 世界的には米国のROAR規定ストックモーターのことを指すが、現在の日本ではJMRCAが主催するJSTCレースでのレギュレーションに合致する23ターンモーターのことを指す。 【ストローク】 パーツやその一部が動く量を指す言葉。エンジンの場合はピストンが移動する量を指し、上死点から下死点までの距離をいう。またサスペンションの場合は、サスペンションアームが最も伸びきった状態から縮んだ状態の差を示す。 【スパーギヤ】 ピニオンギヤからの駆動力を、最初に受ける大径のギヤのこと。 【スピードコントローラー】 送信機からの命令信号に従って、モーターへ送る電流量をコントロールするエクイップメント。このコントローラーが大量に電流を流せば、モーターは高回転し、少ししか流さなければ低速で回転する。日本国内ではアンプとも呼ばれるが、アンプリファイヤー(増幅器)としての機能は備わっていないため、最近ではESC(エレクトリック・スピードコントローラー)と呼ばれる。 【スぺーサー】 パーツとパーツの間に、隙間が必要な時に挟み込む小型の部品。 【スペック】 R/Cカーやプロポの仕様や寸法や重量などを詳細に示したもの。 【スラストベアリング】 リアアクスルなど、シャフトの軸方向へかかる力を軽減させるためのベアリング。 【スリックタイヤ】 トレッド面に溝を持たないタイヤ。 【スリッピー】 滑りやすいこと。R/Cカーでは滑りやすい路面状態を指していうことが多い。 【スリッパークラッチ】 必要以上のパワーがかかった時に、滑ることでパワーの一部を逃がし、ホイールスピンなどを防ぐための機構。 【スローイン・ファーストアウト】 コーナリングテクニックのひとつ。コーナーへは十分にスピードを落として侵入し、クルマの姿勢を整えた後早めに加速して、最終的にコーナー脱出スピードを向上させること。 【スロットルサーボ】 エンジンのスロットルバルブの開き量を変えることで、エンジンの回転数をコントロールするのに使われるサーボ。以前はEPカーでもモーターの回転数を抵抗式アナログスピードコントローラーとサーボでコントロールしていたが、現在はESCがこれに替わってきている。 【スロットルバルブ】 エンジンの回転数を調整するために、混合気の量をコントロールするためのバルブ。キャブレター部にある可動パーツで、スロットルサーボの動きに合わせて、開閉を行うようになっている。 【スロットルレスポンス】 スロットルトリガー、あるいはスロットルスティックを操作した時に、エンジンやモーターの回転が上昇してくるまでの反応速度のこと。 |