ドリフトヒーローは誰だ!? MINI-Z ドリコン The Movie & One Shoot
各部門賞決定!
V05 RC Racing Club2
投稿者:KIRA さん
  ZOOM
審査員からひとこと 株式会社ニコン 江島 聡(えじま さとしさん)様々なカメラを使用した構成、アイデアの数々、素晴らしいものがあります。
株式会社ニコン 江島 聡


京商株式会社 dNaNo/MINI-Z 開発担当 石川 博義おそらく、会議室とか、どこか場所を借りて撮影されていると思うのですが、コースの幅が狭く、車体の大きさに合わせて実車サイズでレイアウトされたのだとと思います。その為、マシンのスピードが非常にリアルで、スピード感、マシンの挙動が非常に実車に近いと思いました。そして、ドライビングテクニックも素晴らしいです。AWDのRCカーではカウンターを魅せることは非常に難しいのですが、見事に表現されておりました。3台でのドリフトもバッチリ決まっています。私も京商のプロモーションビデオでドリフトシーンをドライブしているのですが、正直私の方が負けてるなぁ〜と感じました。またカメラワークに関しても、前走車から追走車を撮影したようなオンボードカメラ映像はターゲットがフレームアウトすることなく非常に素晴らしいと思いました。ちょっと残念なのは、背景に椅子の足や、操縦者の足、会議室の風景が映ってしまっていることでしょうか。次回はこのあたりを工夫して頂ければ、作品として最高のモノになると思います。次回も頑張って下さい。
京商株式会社 MINI-Z 開発担当 石川 博義

MINI-Z FACTORY特設コースながら設置されたコーンにも配慮されており、背景にも気を使った点は評価できますがパイプ椅子等が入 りこんだのはちょっと残念です。 単調になりがちなドリフトシーンのなかにR34GT-Rの並走ドリフトシーンが良いアクセントになっています。 過剰かと思える編集上の特殊効果もドリフトというカテゴリーではありと思わせる感があります。
ミニッツファクトリー編集部


D06 白い三連星
投稿者:悪印 さん
  ZOOM
審査員からひとこと MINI-Z FACTORY幅員の狭いコース、車間距離、走行時間等、そのドリフトテクニックには揺るぎない確かなものを感じさせてくれる作品です。
ミニッツファクトリー編集部


V06 KDドリフトムービー
投稿者:カスピロ さん
  ZOOM
審査員からひとこと MINI-Z FACTORY車載カメラや、ナイトシーン等、いろいろな要素が詰め込まれており、とても楽しい作品に仕上がっていると思います。 特に下りヘアピンでのジャンピングドリフトを見たのは初めてです。夜の走行シーンも実際の峠のヘアピン区間にいるかのような 雰囲気で臨場感が感じられるものでした。
ミニッツファクトリー編集部


S03 王者の風格
投稿者:黒子 さん

  ZOOM
審査員からひとこと 株式会社ニコン 江島 聡(えじま さとしさん)これだけ背景が流れながら、車がはっきりしているのは秀逸です。車のブレが多少あるのが惜しい気もしますが、フロントブレーキディスクの赤い発光の演出に泣かされます。

【講評】
良い作品が多く、選ぶのに苦労しました。

最初に、写したいモノ・写したいことがハッキリと主張できていることを基準に一次審査としました。 ここでは何が主役か、主役がキチンと写っているか、そして不要なものは写っていことが大切です。

その後残った作品に対してアングル・スピード・テクニックについて評価させていただきました。 静止している車の作品では、綺麗な作品や力強い作品が多く、楽しませていただきました。 一方、動いているミニカーの撮影は、実車に比べて相対速度が速いために難しいものです。 その中で果敢に動きのある車を投稿された作品はかなりご苦労されたと思います。 流し撮りには多少のブレも見受けられますが、今回のイベントのテーマが「ドリフト」であることも加味し、 スピード感も採点基準の一つとして作品を選ばせていただきました。
株式会社ニコン 江島 聡

MINI-Z FACTORY映像より静止画のほうが気軽な気がしますが、実際にミニッツのドリフトシーンをかっこ良く撮るのは至難の業です。 屋内の暗いサーキットではカメラのシャッタースピード、被写界深度等、条件がとても厳しいなか、この作品は多少の 車体のぶれも気にさせないほど良く撮れていると思います。惜しむらくは前輪がややカウンターを切っている状態であれば なお良かったでしょう。
ミニッツファクトリー編集部


S09 煙モクモクドリフト
投稿者:アルフォンス さん

  ZOOM
審査員からひとこと MINI-Z FACTORYドリフトシーンのジオラマとしても良くできていると感じました。さらに画像処理を加えても良かったと思います。
ミニッツファクトリー編集部


審査員総評
「ドリフト天国」編集長 川崎隆介(かわさき りゅうすけ)さんドリフト天国賞 特別審査員
「ドリフト天国」編集長 川崎隆介(かわさき りゅうすけ) さん

実写ドリコンは世界いち見ているボクも、映像ドリコンの審査は初体験! とても興奮する体験でした。ひと晩かけてじっくり審査しましたよ。
走行クラスのドリコンは、視覚効果を使えたり、音楽とコラボできるところがいいですね♪ それだけに審査は悩みまくりなのですが…。とにかく1作1作に熱意がこもっていて、ただ点数をつけるだけでは済まないな〜といったかんじで、審査用紙のコメント欄がたりなかったです。
ドリテク部門のなかの“ケツカキ”には驚きました。1/10ラジドリでのブームはミニッツもおなじなんですね。テクとモディファイの両方をアピールできるのは映像ドリコンならではだと感動しました。
白い三連星さんの3台の距離の近さはなんなんですか!? ミニッツの大きさであそこまで近づけるなんて、人間ワザとは思えません! 引っぱり撮影や並走撮影を盛り込んだひともいて、これにも感動しました。こんなの見せられちゃったら「ミニッツやりてぇ〜!」って思わないひとはいないでしょう!
ワンシュート部門では、ボディの仕上げのすばらしさに感心しました。ただ、モディファイを見抜くのに知識が追いついてないかもしれません。みなさんお力作をキチンと評価するためにはもっとミニッツを勉強せねば…。最高得点を入れたアルフォンスさんは、とにかくアイデアがサイコー! スモークの巻きかたなんて超リアルで感動です! 背景や路面も工夫しているし、なによりボディ加工がすごい! このドリコンを楽しんでくれたのが伝わってきました。
ちょっと残念なのは、ドリフトとあまり関係なさそうな投稿。どれもカッコいいんですけど、テーマが「ドリフト」なので得点はちょっと…。次回に期待しますよ!

株式会社ニコン 江島 聡(えじま さとしさん)ニコン賞 特別審査員
株式会社ニコン 江島 聡(えじま さとし) さん (映像カンパニー 第一マーケティング部 第二マーケティング課)

思わずうなってしまう力作も多く、MINI-Zの奥深さを改めて認識いたしました。
ビジュアル部門では様々なカメラアングルやライティング、静止画を織り交ぜた力作があり、感動的ともいえるものでした。特にオンボードカメラからの映像は、今後のMINI-Zの新たな楽しみ方を広げるものと思います。またワンシュート部門では、屋外での映像、夜景、モノクロ風、流し撮り、光やスモークの演出、歴史等、様々な切り口からの投稿がありました。それぞれに作者の思いが伝わるだけに審査に苦労しました。多くの作品が1位となってもおかしくない秀作であったことを申し添えておきます。
さて動画も静止画も、それは自分の思いを人に伝えるためのメッセージです。感動するメッセージには、表現する為のテクニックが大切ですが、なによりも作り手の熱い思いが大切です。今回寄せられた作品にはMINI-Zへの情熱が溢れておりました。これについては、もう何も申しあげることはありません。一方、良いメッセージは、作り手の思いが相手に判りやすく的確に伝わることが大切です。自分のメッセージを相手に判りやすく伝えるための一つの手段として、動画にしても静止画にしても、写したいモノをハッキリとさせること、そして背景に余分なものが写り込まないようにすることが挙げられます。動くMINI-Zを追う動画ではなかなか難しいと思いますが、ぜひ背景への演出も心がけていただければと思います。MINI-Zは実車に比べて撮り直しも楽です。またデジタルカメラの普及により、難しい条件にトライすることも可能です。機会がありましたら是非また素敵な作品に出会えることを楽しみにしております。

RCマガジン 尾登真介(おのぼりしんすけ) RC magazine 尾登真介(おのぼりしんすけ) さん

「あぁ、ビギナーが純粋に楽しんでるな〜」っていう、個人的に好感が持てる作品から、思わず「おぉっ」と唸らされるようなドリフトテクニックや、見事な編集が施された作品も多く、いちギャラリーとしても、とても楽しめたコンテストでした。
また今回から新設されたONE SHOOT部門は、ちょっと複雑でした!? 本業がイラストレーターである私としては「ここをこんな風に画像処理すれば、もっとイイのに」と感じる作品も少なくなく、さらに副業がペインターであるもう一面の私も「せっかくボディをキレイに仕上げてあるのに、ドリフトしてない静止カットじゃん……」と、けっこう採点に悩んでしまいましたね〜

RC WORLD 加藤文晶(かとうふみあき)さん RC WORLD 加藤文晶(かとうふみあき) さん

1/10スケールのドリフトマシンばかりが注目を集めていますが、ミニッツのドリフトも「ここまで来たか」という印象で驚いています。
マシンのディティールアップという部分においても、走りという部分においても今後の展開が楽しみです。
ただ、“走りのスケール感”という観点から見た場合、車速はもう少し抑えてもいいかもしれませんね。

京商株式会社 dNaNo/MINI-Z 開発担当 石川 博義 京商株式会社 MINI-Z 開発担当 石川 博義 さん

ドリテク部門では、スゴ腕の方から、「自宅でドリフト!!」という私が目指した本来の楽しみをされている方まで、多くの方からエントリーを頂きまして、設計者として大変嬉しかったです。自宅でコソ練→ちょっと上達→人に見せたい!!→ドリコンthe Movieに応募!!という流れがもっと広まり、皆で盛り上がるといいですね。
ビジュアル部門では今回も気合の入った作品を見せて頂きまして、興奮させて頂きました。皆さんのレベルが高くなり単走では得点に限界があると思いますので、次回は複数台で魅せて欲しいですね。
ONE SHOOT部門は綺麗な写真が多かったのですが、テーマはドリフトなので、次回はそこんとこ宜しくです。

MINI-Z FACTORY ミニッツファクトリー

第1回からレベルの高い作品が多かったですが、2回も期待を裏切らない出来でした。特にビジュアル部門ではわずか数分にも関わらず見入ってしまうぐらいの作品もあって驚きました。編集や音楽等も拘りが感じられ、コンテストを楽しんでいただけている実感があります。また、今回より導入したワンシュート部門においては映像よりも気軽に参加出来る事もあって、たくさんのエントリーをいただきました。今後はドリフトの枠だけにとどまらず広い分野で開催しても面白いのかなとかんじました。エントリーいただいた皆さん、ありがとうございました。