前回レポートで報告した慣らし走行の完了後、走り込みというほどの大した内容ではありませんが、グラベルと広いターマックでの走行をしました。
走り込み その1(グラベル編):
グラベル走行は、いつもはR/Cヘリを飛ばしている秘密の場所です。
600m2 ほどであまり広くはないのですが、1/16サイズですと直線では全開に出来ますし、狭いエリアとはいえ結構楽しめます。(秘密の場所なので、残念ながら写真公開が出来なくてすみません)
付属ピンスパイクタイヤも、そこそこグリップして、ドリフト時もコントロールしやすく、シャシーと足回りの完成度がかなり高い事に感激です。次の機会に他のタイヤも試したいですね。
私のセッティングの問題かも知れませんが、左右で滑り出しのタイミングが違う様に感じました。右の方が滑り出しが早いかな? エンジンの反動トルクの影響ですかね???
OH(オーバーホール)その1:
グラベル走行時に結構汚れてしまったため、エアガンで清掃後、軽くOHしました。
シャシーからエンジンと前後ギヤボックス等を外してアルコールで洗浄し、破損や磨耗のチェックです。
一度段差に正面衝突した際に、フロントサスペンションのシャフトが少し曲がってしまったので、修正して組み直しました。
また、センターのドッグボーンのストッパーピンの磨耗が激しいようです。ピン径の1/3ほどが磨耗していました。ドライグリスを塗布して、取りあえずこのまま組んで、様子を見る事としました。
走り込み その2(ターマック編):
ここは、空域R/Cモデルをやられている方ならご存知の、有名な尾島フライングフィールドです。
クラブの遠征飛行会に持って行き、昼休みに滑走路を全開で走らせてみました。
とりあえずセントラルヘリパッドで記念撮影。(写真1:ヘリパッド上)
すべて全開での走行です。エンジンがブローしないか不安を抱きながら、ひたすらフルスロットルで走行してみました。(写真2、3:全開走行)
エンジンの耐久試験をしている様です。さすがシリオのエンジンは熱ダレもせず、2タンク分耐え抜きました。一般には、これほど全開が継続する事は無いと思いますが、ここまでやっても大丈夫っという、高耐久性の証明になりました。もっとも、ニードルの絞りすぎは禁物ですが・・・
OH(オーバーホール) その2:
今回は、最終リポートという事もあり、すべてをバラバラにしてみました。
合計4L程走行しましたが、特に破損部位はなく、改めて高耐久性に感心です。
前回のOHで気になった、ドッグボーンのピンですが、ここだけはやはり磨耗が早く、残りが1/3程度です。
次回のOH時には、要交換です。スパーギヤ側のみですが、前後共に対策が必要かもしれません。
後一点、マニホールドとサイレンサーの継ぎ目から、排気漏れが確認されました。
ここは何度かバラしたので、Oリングを新品にすれば大丈夫かと思います。。
総評:
今回モニターになれ、リポートさせていただきました事を、京商のご担当の皆様に、お礼申し上げます。
他の方は、R/Cカーが主流の方が多数と思い、普段は空物をやっている立場から、意見させていただきましたので、より初心者に近い視点でのインプレだったと思います。
ミニインファーノ09は、可愛いながらも本格的なメカと耐久性で、ベテランの方にも十分満足できると思います。今後は、充実したオプションパーツの開発・販売に期待しています。
(購入したいオプションパーツ:ドックボーン、サイレンサー、カーボンサスマウント、等々)
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写真1:ヘリパッド上
写真2:全開走行
写真3:全開走行
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