一回目のレポート提出から早くも一ヶ月以上がたち、第2回目のレポート提出となりました。みなさんのレポートも拝読させていただき、改めてミニインファーノ09の出来の良さに自分だけでなく、みなさんと共感できた事をうれしく思います。あわせてシリオエンジンの扱い易さは(特に始動性等)、専用スターターボックスの恩恵もあると思いますが、多くの方が特筆されていました通りです。
さて、走り込んでの感想となりますが、天気と休日がなかなか合わず、数少ない走行回数となってしまいました。現状のニードル位置ではまだ甘いようで、1タンクごとに僅かずつ絞っていってみました。最高速と吹け上がりもこのへんかなというところで、全閉から3回転と10°程開けたポジションでしょうか、燃料はT社のニトロ30%です。まだ絞れそうでしたが、この位置でテストを進めたいと思います。
慣らし走行の時でもそうでしたが、速度が上がっても路面追従性は変わらず、まさに地を這うような走りが楽しめます。モニターレポートということもあり、前回と同じ場所での走行としましたが、ここの路面ではノーマルのサス設定がピッタリのようです。あえてダンパースペーサーで硬くしてみましたが、車格がミニマムな事もあり、挙動にいきなりの変化が発生し、小さなギャップでもポンポンはねるような走りにくい性格となってしまいました。路面の状態にも左右される事でしょうが、これはノーマルのサス状態でも、走りはハイポテンシャルだという事が証明できたのだと思います。付属パーツを使ってのキャスター角、トーイン変更等もどう走りに変化をもたらすか、興味があるとこですが、このフィールドでは邪道な気がして試しませんでした(モニターなのでぜひ試せば良かったのですがスイマセン)。もっとスリッピーな路面での走行だと試しがいがありそうです。
最後に総評ですが、いっしょに1/8ビッグタイヤモデルも走らせているわけですが、走りもさることながら、ひけをとらないエキゾーストサウンドにはびっくりさせられます。走りの良さと野太い排気音という、この二つの相乗効果で、小さくてもエンジンカーの醍醐味を存分に味わえる要素が、このミニインファーノ09には凝縮されています。あえて凝縮と表現しました。さすがに1/8クラスと一緒に走らせると、広大なフィールドであるほど見えなくなっちゃいますけど。
これから発売されるであろうオプションパーツも楽しみです。野太いエキゾーストサウンドと記しましたが、やっぱりキラッと光るサイレンサーなんかはすぐにでも欲しいところです。
また、カテゴリーが違うといえばそれまでですが、個人的にはターマック用タイヤなんかもぜひ発売して欲しいですね。この走りは絶対オンロードコースでも試してみたいです。「本格的バギーなのにオンロード?」って云われちゃうかもしれませんが、可愛いミニインファーノでは許されるのではないでしょうか。
これまで良い点だけを上げてきましたが(良い点はまだまだ書き足りていませんが)、レポートですので気になった点(ほとんどありませんが)もひとつ。付属スターターボックスにシャシーを押付ける際、プレートのスプリングのテンションが強すぎるような気がします。始動のたびにシャシーに負担をかけているようで気になります。ま、許容範囲かもしれませんね。改良の余地はあるのかどうか判断が難しいのですが・・・。
いずれにせよ、そんな気になる点等は吹き飛ばすような出来栄えの良さなので、ほんとうにオススメです。
お粗末なレポートでしたが、これから購入を考えてらっしゃる方々の参考になれば幸いです。ありがとうございました。
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