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トコトン伝えよう、僕らの興奮! ホビー大好き親子が見た京商の"いま"。/第52回全日本模型ホビーショー:2012年10月11〜14日 幕張メッセで開催
第1章 デモステージで目撃したオドロキの進化。
第4章 スーパーリアルなダイキャストモデルに息をのむ。
第2章 今スロットカーが楽しい。おウチでレースしようよ!
第5章 その気にさせる"空モノ"に心ひかれる。
第3章 気軽にはじめる本格派 。"EZシリーズ"ってナンだ?
第6章 親子で出たくなる"ミニッツミーティング"。
第1章 デモステージで目撃したオドロキの進化。

息子:お父さん、そんなに走らないで! 迷子になっちゃうよ、お父さんが!

父:そんなこと言っても、ホビーショーだよ! 誰だって興奮しちゃ・・・ ン? 俺が迷子だって……それはありうる(笑)。

息子:頼りないこと言ってないでさ、ボクにちゃんと教えてよね!
あっ、なんかすごいのが飛んでるよ〜!

父:だからお父さんは焦ってたの! 京商エッグのデモが始まっちゃってるんだよ。

息子:不思議な飛び方だね〜

父:あれはショップのオヤジさんが言ってたスペースボールじゃないか。まるでUFOっていうか、まん丸のジャングルジムが飛んでるみたいだね。

息子:飛ばすの難しいのかなあ?

父:ナレーションを聞くかぎりじゃ、誰でもできるらしいけど、どうなんだろ? おっ、パンフレットがあるぞ。

息子:ねぇ、見て! 今度は地面を転がしてるよ。

父:ふむふむ、パンフにも書いてあるけど操縦は簡単そうだ。ジャイロセンサーも装備されてるから、安定して飛ばせるそうだ。しかも丸くて弾力のあるフレームだから、落ちても転がって衝撃を吸収するし、重心が下にあるから停止した後そのままテイクオフできるってさ。

息子:ホントだ! そのまま浮かび上がったよ! おまけになんかイイ香りがするような……。

父:おお、ママよりイイ匂い。アロマ用のシートが付属してて、これにフレグランスを染みこませると、香りをふりまきながら飛ぶんだって。

息子:ボクにも飛ばせるかな?

父:壊れにくそうだから、気軽にチャレンジできそうだよ。ホームパーティで飛ばしたら、ぜったい盛り上がるね!

息子:今度はずいぶん小さいヘリコプターだな。何をやるんだろ?

父:なんだこりゃ?! 空中でシャボン玉を吹き出してるよ!

息子:うわ〜、きれいだなぁ。

父:自由に出したり止めたりできるみたいだね。それにしてもこんなに小さいのに、自由自在に飛ばせるのがすごい。お父さんがRCを始めたころは、ヘリコプターを飛ばすのってものすごく難しかったんだよ。こんなふうにインドアで飛ばせるようになるなんて、夢みたいだよ。

息子:京商エッグって、値段も安いんだよね。ボクも頑張れば買えるかな?

父:このヘリコプターはバブルマスター3+1っていうらしいよ。よく飛ぶだけじゃなくて、プラスアルファの楽しみがあって、そのうえ手軽さはトイモデル、ってのが京商エッグだからね。お年玉で買えるんじゃないか。

息子:他にもこういうオモシロヘリってあるんですか?

京商スタッフ:水鉄砲が撃てるスプレーマスター3+1とか、カメラで空撮ができるスパイマスター3+1、電動ウインチで荷物を引き上げて運べるウインチマスター3+1、ミサイル発射機能を搭載したシューティングマスター3+1ですかいろいろありますよ。

息子:どれにするか悩んじゃうね〜。全部欲しいから、お父さんお年玉はずんでね(笑)

父:ママにお願いすれば? ま、無理だと思うけど。

息子:お父さんでさえ、ランチは500円までだしね。

父:……。

息子:あれれ、もっと小さいヘリコプターが出てきたよ!

父:これがウワサの世界最小級ヘリコプターだな。モスキートっていうんだよ。ホントに指のりサイズだねえ。すごいなぁ。さて、飛びはどうかな?

息子:ほらっ、スムーズに離陸したよ! 曲がれるし、空中停止もできてる!

父:ヘリコプター的には旋回とホバリングっていうんだよ。

息子:おおっ、その場でクルクル回り出したよ!

父:ピルエットっていうんだ。大型ヘリの競技会では、採点演技に入ったりするんだよ。

息子:へぇー、こんなに小さいのにそんなことができるなんて、ホントにすごい!

父:うんうん、このサイズに、3chプロポにジャイロが組込まれてるなんて驚きだよ。みんなでテクニックを競ったりして楽しめるね。

息子:次は、小さなオートバイが出てきたよ!

父:これがショップのオヤジさんが、ぜったいに見逃しちゃだめって念押ししてたミニッツモトレーサーだな。いやー、それにしてもよくできてるねぇ。

息子:ホンモノそっくりなのに、手のひらに乗っちゃうサイズだよ! スッゲー! あ! 走り出した! コーナリングは、ホントのレーサーみたい!

父:ホントに安定してるねー。転んでも自分で起き上がって走り出してるよ!

息子:これってどうなってんの? 倒れないだけじゃなくて、ホンモノみたいにバンクしてコーナリングしてるし、起こしに行かなくても自分で起き上がって2輪走行始めちゃうし……。

父:こりゃ、京商の人に聞かないとわかんないね。ス、スイマセ〜ン! これってどういう仕掛けなんですか?

京商スタッフ:小さいけれど実物のバイクと同じ理論で走ってるんですよ。ステアリングを切ると前後輪の関係が微妙に変化するようになっているんですが、同時に重心が移動して、バンクしてコーナリングを開始します。そのときにちょうどいい具合にバランスが補正されることで、安定して2輪走行を続ける仕組みです。その補正の多くを担っているのが、"Eジャイロ"というデバイスです。

父:"Eジャイロ"って、ヘリコプターとかのジャイロとは違うんですか?

京商スタッフ:姿勢変化を検知してサーボ操作で補正制御するのがヘリのジャイロですが、"Eジャイロ"はそれ自身が地球ゴマのように回転することによって慣性力を発生させ、安定性を稼ぎ出しているんです。そして、その回転力を加減すれば、安定性も調整できる。エキスパートは安定性を小さくして運動性を高められるなど、レースも楽しめるように設計されているのが、こちらのミニッツモトレーサーです。

息子:倒れても起き上がるのはどうして?

京商スタッフ:フロントフォークや車軸の角度、位置関係に絶妙のオフセットが施してあり、パワーが加わるとステアリング操作だけで立ち上がれるようになっています。そのあたりが独自のノウハウなんで、実際に操縦して体感してみてください。

息子:体験できるんですか?

京商スタッフ:ハイ。隣のスペースでモトレーサー教室を開講していますので、ぜひ参加してくださいね。スタッフが操縦のコツを詳しく伝授しますよ。

父:お父さんも習っちゃおうかな〜。

息子:ここに飾ってるモトレーサーも格好いいのがあるね。

京商スタッフ:こちらはカラーリングコンテスト「モト・コン」の作例です。バイクに造詣が深く、プロモデラーとして屈指の存在の長谷川伸二さんの作品です。

父:こういう楽しみ方もあるんだね。昔懐かしい名ライダーのカラーリングとかやってみたいな〜。