息子:今度はミニカーのブースに行ってみようよ。
父:まずは京商のオリジナルモデルから見てみよう。おっ、1/18スケールのロールス・ロイス ファントムだな。すでにゴーストが出ているけど、いよいよフラッグシップのファントムの登場か。こいつは圧巻だ!
息子:ケース越しに見ててもすごいや。大きくて、ずっしりしてそうだよ。
京商スタッフ:よくわかりましたね。実際、重いんですよ。各部の作りを凝りに凝りましたから。塗装はもちろん内部の内張りの質感、ドアに格納されるアンブレラ、そしてグローブボックスやセンターコンソール、サンバイザーも可動するんです。
父:いや〜、ヨダレが出るなぁ。
息子:あっ、こっちにあるのはお父さんが大好きなGT-Rじゃないの?
父:ホントだ、それもハコスカとケンメリの2世代が1/18スケールで再現されてるね。RSワタナベのホイールもリアルだなぁ。こりゃコレクションしなきゃ! ほかにもストラトスHFにウラッコP250、ウラッコラリーと、通なラインナップじゃないですか。レアモデルになるよ。これも買いたいなぁ。
息子:お父さん、働くクルマもいっぱい出てるよ!
父:ナンダ、この超でっかいやつは! 2m以上ありそうだな〜。
息子:お父さんより大きいね!
京商スタッフ:京商はこれまで世界のさまざまな建機モデルを扱っていますが、今回のホビーショーでは、ドイツのNZGという歴史あるブランドをお披露目しました。NZGは、同じ車種でも、実在する物流会社や建設会社の社名入りモデルをバリエーション展開するなど、建機ファンにはたまらないブランドなんです。いかがですか? クルマもいいですが、ちょっとマニアックな建機のスケールモデルも、集めてみると楽しいですよ!
息子:ボクの将来のコレクションの目標はこれだな!
父:フィギュアでサーキットのパドック風景を描写しているのもあるよ。1960〜70年代のレーシングシーンだね。懐かしいなぁ。こういう光景に憧れてレース雑誌を買いあさったもんだよ。鈴鹿も富士にも行ったなぁ。でも、雑誌で見る海外のパドック風景とは少し違ってたんだけど、このミニチュアモデルの世界観は完璧にあの時代の欧米のパドックだよ。フィギュアもイキイキしてるし、欲しいなぁ〜コレ。うちの中に飾りたい……。
息子:ママがすぐ片付けちゃうに決まってるよ。
父:わかってほしいよね、このロマン。
息子:ハーレーダビッドソンもあるよ!
父:お前よくハーレーって知ってたねえ。
息子:何いってるの、お父さんが去年教えてくれたじゃない!
父:そうだったか、息子よ(笑)。エライエライ。しかしこれもまたリアルだね。スポークの1本1本まで再現されてるし、ステップだって、異なる材質で構成されてるのがよくわかるように表現されてる。タンクやフェンダーの塗り分けも見こと。これまた欲しいなぁ……。