【プッシュロッド】 サスペンションシステムを作動させるとき路面からの力を押す方向で伝える棒。→プルロッド。また4ストロークエンジンのバルブを開閉させるために、カムシャフトの動きをロッカーアームに伝える棒状のパーツもこう呼ばれる。 【プライマー】 タイヤとホイールを接着させるために塗布した瞬間接着剤を素早く硬化させるために吹き付ける表面処理剤。 【プルロッド】 引くことでサスペンションユニットを作動させる棒。→プッシュロッド 【プレッシャーニップル】 エンジンの排気の圧力を燃料タンク内に送るパイプをマフラーに取り付けるパーツ。 【ファステストラップ】 レース中に計測された最も速いラップタイムのこと。 【ブースターケーブル】 グロープラグを赤熱させる際に使用する、プラグとバッテリーを接続するコードのこと。 【ブチルスポンジタイヤ】 ブチル系のラバー材質を含んだスポンジタイヤのこと。 【フュールまたはフューエル】 GPカーの燃料の総称。 →グロー燃料 【4サイクルエンジンまたは4ストロークエンジン】 吸入・圧縮・爆発・掃気という一連の作業を、4つの行程で行うエンジンのこと。 【フライホイール】 エンジンのドライブワッシャーと、クラッチシューの間に取り付けてある円盤状のプレートで、ある程度の重さを持っているため、エンジンの回転を安定させることができる。エンジンを始動させる時に、スターターを当てる部分でもある。 【プラグ】 →グロープラグ 【プラグレンチ】 グロープラグをシリンダーヘッドから脱着する時に使うツール。 【ブラシ】 モーターのエンドベル部に取り付けられているもので、モーター内のコミュテータと接触しながら電流を流すパーツ。さまざまな材質や形状があり、これらを使い分けることで、モーターの特性を変えることができる。 【ブラシスプリング】 ブラシをコミュテータに押し付ける役目をする小さな金属パーツ。 【ブラシヒートシンク】 ブラシの放熱効果を高めて、熱による通電抵抗が増えるのを防ぐためのもの。 【フランジパイプ】 樹脂パーツの穴部分の保護強化や、スペーサーなどに使われる小さな金属パイプ。 【フリクションダンパー】 路面からの衝撃を吸収するために、摩擦抵抗を利用するタイプのダンパー。オイルダンパーに比べて、構造は簡単だが、細かい調整などはできない。 【フルスロットル】 送信機のスロットルトリガー、またはスロットルスティックを一杯に引いた状態のこと。 【ブレーキキャリパー】 ディスクブレーキの構成部品で、ブレーキローターを挟み込むディスクパッドのマウントとなる部分を指す。 【ブレーキングドリフト】 コーナー入口などで急激なブレーキングを行い、リアタイヤにかかる荷重を減らすことで、タイヤを滑らせドリフトを行う方法。 【ブレークイン】 慣らし運転。EPカーでは、新品のブラシのコミュテータに接する面を整え、電気を流れやすくするために、モーターの空回しを行うこと。GPカーでは、新品エンジンの各部の擦り合わせをよくするため、低回転・低負荷で行うエンジンの空回しのこと。これらを走らせながら行う場合は、ランニングインと呼ぶ。 【プレッシャープレート】 ボールデフのスラストボールを挟み込む形で取り付けるワッシャーのこと。 【ブロー】 スピードコントローラーに使われているFETが、過熱するなどして壊れてしまったり、エンジンがオーバーヒートで壊れてしまうこと。 【プログレッシブスプリング】 両端で巻き幅を変えたコイルスプリングのこと。スプリングが縮んでいくに従い、そのスプリングレートが可変するという特徴を持つ。 【プロテン】 10分の1サイズのEPピュアレーサーのこと。EPカーのなかで、最もハイスピードで争われるカテゴリー。 【ブロックタイヤ】 オフロード用タイヤのひとつ。トレッド面にブロック状の突起が多くついているタイヤのこと。 【プロペラシャフト】 シャフトドライブ4WDで、前後のドライブトレインをつないでパワーを伝達するシャフト。 【プロポ】 デジタルプロポーショナルシステム、いわゆるラジコン装置の略称だが、一般的には送信機のことを指す。 【フロントスポイラー】 ボディの先端に取り付けられる整流板で、シャシー底面へ入り込む空気量を減らしたり、ノーズの浮き上がりを抑える効果がある。形状やその他の違いによって、チンスポイラー、エアダムスカート、フロントフラップ、ノーズスポイラーなど、さまざまな名称が用いられている。 【フロントワンウェイ】 4WD車で、フロントデフの代わりに使用するもので、スロットルオフ時にフロントタイヤへ駆動が伝わらないようにするための機構。回頭性の向上やランタイムの伸びなどのメリットがあるが、ブレーキング時にリアタイヤにのみ制動しようとする力が働きテールブレイクしやすいなど、マシンコントロールは難しくなる場合が多い。 |